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インフルエンザ

 

◆どのような病気か?◆
 インフルエンザは、インフルエンザウイルス感染による急性上気道炎で、かぜ症候群のうちの1つですが、最も重症となりやすい疾患です。全身的な症状である発熱、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感などが通常のかぜより強く、また潜伏期間が短く爆発的な集団流行を起こします。通常、経過は比較的よく、老人においては基礎的体力の低下や慢性呼吸器障害などの合併症を有していることが多く重症化しやすいため、十分な注意が必要となります。
 インフルエンザはA型、B型、C型に分けられ、さらにA型はA0、A1、A2などに細分化されていますが、年により流行する型が異なります。

◆症状と特徴◆
 突発的に寒気を伴って発熱し、39〜40度まで上昇します。食欲不振、全身倦怠感、頭痛、関節痛や筋肉痛などの全身症状を伴います。次いで鼻水やせき、のどの痛み、痰などの上気道炎症状が出現します。

緊急時の応急処置
 高熱や食欲不振による脱水症による意識障害などが起こることがありますが、十分な飲水をさせるようにしてください。高熱持続時や呼吸困難が持続するときは早急に内科を受診してください。

 

 

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