−呼吸器系−
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呼吸器系
かぜ症候群

 

◆どのような病気か?◆
 かぜは、ウイルス感染による上気道の急性の炎症により起こる諸症状のことを称します。

◆症状と特徴◆
 一般的なかぜは、鼻炎を起こし、くしゃみ、鼻水の過多や鼻づまりが生じ、次いで悪寒・発熱を認めます。そのほか、せき、痰、のどの痛みや、だるいといった全身症状の出現を伴います。通常数日から2週間くらいで治るのが普通です。初期症状には特徴的なものはなく、ウイルスの種類により異なります。いわゆる上気道の炎症症状が主体ですが、特殊なウイルスでは上気道の炎症症状とともに胃腸症状を伴い、吐きけや下痢を呈するものもあります。
 若年者では何ら問題なく経過しますが、老人では慢性気管支炎や肺気腫などの慢性の呼吸器疾患を合併していることが多く、かぜによりこれらの基礎的な呼吸器疾患の急性増悪の原因となりますので、軽視することは危険です。

緊急時の応急処置
 かぜの場合緊急症状としては高熱や食欲不振に伴う脱水症が問題となります。そのため十分な飲水と保温が必要です。高熱や食欲不振が持続するときは早急に内科に受診する必要があります。

 

 

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