Vol.33-11 老年精神医学と脳組織研究リソース;精神科ブレインバンクの現在と未来 | ||
老年精神医学における臨床神経病理学からブレインバンクへ;精神医学はどのように「脳」と向き合ってきたか | 入谷修司 | |
日本ブレインバンクネット岡山拠点;歴史,現状,課題 | 横田 修ほか | |
精神疾患解明のための脳集積と老年精神医学への貢献;松沢病院の歴史から | 大島健一ほか | |
認知症確定診断ツールとしての病理活動と精神科ブレインバンク | 関口裕孝,藤城弘樹 | |
老年期の精神症状評価と精神科ブレインバンク;器質因を評価するためのリソースとして | 永倉暁人,河上 緒 | |
精神科ブレインバンクにおける脳病理カンファレンス | ||
精神科と脳神経内科のクロストーク(CPC)の重要性 | 陸 雄一 | |
レビー小体病の精神症状の神経病理学的背景 | 赤木明生ほか | |
精神科ブレインバンクにおけるゲノム研究との連携 | 鳥居洋太,荒深周生 | |
老年精神医学における日本版精神科ブレインバンクへの期待とその意義 | ||
精神医学の臨床教育の立場から | 渡辺亮平,新井哲明 | |
ブレインバンクを通じた精神医学研究を推進するにあたって必要となる背景知識;倫理的側面を中心に | 滝上紘之ほか | |
神経病理学と精神医学 | 吉田眞理 |
Vol.33-10 認知予備能Up to Date | ||
認知機能の老化と認知予備力 | 武田雅俊 | |
認知レジリエンスの概念と指標 | 布村明彦 | |
認知予備力の神経心理学 | 松井三枝 | |
認知予備能の脳内基盤;神経画像研究から | 吉澤浩志 | |
教育歴と予備能,耐性・回復能 | 安野史彦 | |
聴力と認知予備能 | 内田育恵 | |
社会交流と認知予備能 | 山下真里,藤原佳典 | |
認知症危険因子と認知予備能増強戦略 | 長田 乾ほか | |
認知訓練・脳活性化リハビリテーションと認知予備能増強 | 山上徹也,山口晴保 |
Vol.33-9 症候学と脳内局在性の視点から認知症を考える;複数疾患の重複や鑑別の際の注意点を中心として | ||
嗜銀顆粒病(嗜銀顆粒性認知症)の臨床画像病理学的特徴 | 川勝 忍ほか | |
神経原線維変化型老年期認知症:PART病理による認知症 | 山田正仁 | |
frontal variant ADの概念の変遷から症候と局在について考える | 品川俊一郎 | |
後部皮質萎縮症(posterior cortical atrophy/visual variant-AD)とレビー小体型認知症の鑑別 | 鈴木麻希ほか | |
その認知症が血管性であることをどうやって臨床診断するのか | 今村 徹 | |
認知症疾患と老年期気分障害の鑑別と併存 | 竹之下慎太郎ほか | |
BPSD(妄想,幻視などの精神症状)と老年期精神障害の関係性について | 樫林哲雄,數井裕光 |
Vol.33-8 認知症初期集中支援チームの現状と精神科医の役割 | ||
認知症初期集中支援チームとは | 粟田主一 | |
認知症初期集中支援チームの活動状況 | 池田 学ほか | |
支援チーム内での精神科医の役割:大都市の場合 | ||
認知症神戸モデルにおける認知症初期集中支援チームの活動 | 長谷川典子 | |
支援チーム内での精神科医の役割:地方都市での活動 | ||
熊本県荒尾市における認知症初期集中支援チームの活動概要 | 石川智久 | |
地域において支援チームが直面する困難事例 | ||
高齢者の発達障害 | 繁信和恵 | |
老年期のサイコーシス | 佐竹祐人,池田 学 | |
認知症初期集中支援チームが関与した迷惑行為の特徴 | 内海久美子,福田智子 | |
8050問題 | 澤 滋ほか | |
ためこみ症/いわゆる「ごみ屋敷」 | 井藤佳恵 | |
ごみ屋敷/令和3年度全国調査 | 垰夲大喜ほか | |
支援拒否があったが医療と介護につながった事例と困難事例の課題 | 三好豊子 | |
支援拒否事例を通じて困難事例の背景にある問題や多職種の役割などを考える | 柏木一惠 |
Vol.33-7 認知症のバイオマーカーはどこに向かうのか | ||
AD continuumとATNバイオマーカー | 岩田 淳 | |
認知症臨床におけるStructural/Functional imagingはどこへ行くのか? | 根本清貴 | |
PETを用いたバイオマーカーの意義 | 互 健二,樋口真人 | |
体液バイオマーカーの進歩と臨床応用の課題 | 徳田隆彦 | |
AIを用いたアルツハイマー病新規診断技術の可能性と今後の展望 | 亀山征史,亀山祐美 | |
レビー小体型認知症のバイオマーカー | 小林良太ほか | |
前頭側頭型認知症のバイオマーカー | 品川俊一郎 | |
神経心理学的検査とバイオマーカー:認知症臨床における相互補完 | 今村 徹 |
Vol.33-6 老年精神医療と臨床倫理 | ||
特集にあたって:老年精神医療の臨床における倫理的課題 | 井藤佳恵 | |
人格主義生命倫理学と患者の自己決定権 | 秋葉悦子 | |
私たちは「よい死」を語りすぎていないか? | 安藤泰至 | |
老年精神医療と倫理 | 齋藤正彦 | |
高齢者のコンサルテーション・リエゾン精神医療における臨床倫理;腎臓領域に焦点をあてて | 西村勝治 | |
認知症高齢者のエンドオブライフ・ケアと臨床倫理 | 平原佐斗司 | |
精神医療における倫理的な問題を医学生に教える | 大森一郎 |
Vol.33-5 レビー小体型認知症診療のstate-of-the-art | ||
レビー小体型認知症の前駆症状 | 岩田(遠藤)邦幸,藤城弘樹 | |
レビー小体型認知症の精神症状 | 橋本 衛 | |
レビー小体型認知症のパーキンソニズム | 志村秀樹 | |
レビー小体型認知症の自律神経症状 | 宮本 瞬ほか | |
レビー小体型認知症における薬剤過敏性;真実と誤解 | 森 悦朗 | |
1-year rule;DLB/PDD boundary issueをめぐって | 野川 茂 | |
Cingulate island sign | 石井一成 | |
レビー小体型認知症の神経病理イメージング | 島田 斉,小野麻衣子 | |
レビー小体型認知症の体液バイオマーカー | 春日健作 |
Vol.33-4 神経認知障害群に対するサイコソーシャルなアプローチの展開 | ||
MCI・認知症に対するサイコソーシャルなアプローチの展開;本特集にあたって | 齋藤正彦 | |
MCI・認知症に対するサイコソーシャルなアプローチに不可欠な要素とは | 山口晴保 | |
「健脳カフェ」における認知症予防を目指した心理社会的アプローチの展開 | 新井平伊 | |
MCI・軽度認知症者への精神科デイケアの試み;コロナ禍のサイコソーシャルなアプローチ | 朝田 隆 | |
認知症カフェの経験;認知症の人と家族のためのサイコソーシャルな支援 | 繁田雅弘 | |
家族介護者に対するサイコソーシャルなアプローチの展開;認知症カフェにおける家族介護者支援 | 松田千広 | |
認知症をもつ人と介護者の心理社会的活動を支援するための日常的なデジタル技術の開発;営利企業からみた課題と可能性 | 西村嘉子,ニック・ハード |
Vol.33-3 認知症とともに一人で暮らせる社会環境の創出に向けて | ||
独居認知症高齢者等が安全・安心な暮らしを送れる社会環境の創出に向けて | 粟田主一 | |
一人暮らし在宅認知症高齢者の2年後の転帰,在宅継続率およびケアの場の移行状況 | 川越雅弘,南 拓磨 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者本人の経験と在宅での生活継続が困難になる要因 | 堀田聰子ほか | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の健康問題と支援ニーズ | 津田修治 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者のケアマネジメント | 石山麗子 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の在宅医療 | 瀬義昌 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の訪問看護 | 秋山正子 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の服薬管理支援 | 川名三知代 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の金銭管理と権利擁護支援 | 森 純一 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の生活を支える地域拠点;リアルワールドエビデンスのまとめ | 岡村 毅 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者のエンドオブライフと意思決定支援 | 井藤佳恵 | |
認知症の独居高齢者の家族支援を考える | 涌井智子 | |
独居認知症高齢者の行方不明の実態とその対策 | 菊地和則 | |
認知症とともに一人で暮らす高齢者の防災対策に向けて | 田中昌樹 | |
安心して認知症になれる社会環境を当事者とともに創り出す;認知症未来共創ハブのチャレンジ | 堀田聰子 |
Vol.33-2 わが国で行われている認知症に対する全国規模のレジストリ研究・多施設共同研究・調査Up to Date | ||
わが国におけるアルツハイマー病臨床研究の現状と今後 | 井原涼子ほか | |
J-ADNI,AMEDプレクリニカル研究,そしてJ-TRC;2021年までの経過 | 佐藤謙一郎,岩田 淳 | |
エビデンス創出を目指したオレンジレジストリの取組み;MCIレジストリを中心に | 鈴木啓介,辻本昌史 | |
J-MINT研究 | 杉本大貴,櫻井 孝 | |
FTLD-Jレジストリ | 森 康治ほか | |
DIAN-Japan研究;観察研究と治療介入研究 | 池内 健ほか | |
若年性認知症調査研究 | 粟田主一 | |
認知症ちえのわnet | 永倉和希ほか |
Vol.33-1 高齢患者の精神科コンサルテーション・リエゾン(CLP);精神科医が知っておくべき知識Update | ||
高齢者のコンサルテーション・リエゾン精神医学の近年の動向 | 忽滑谷和孝,常泉百合 | |
緩和ケアにおける精神科の役割 | 小川朝生 | |
せん妄への対応 | 八田耕太郎 | |
身体疾患に伴う不眠 | 角谷 寛 | |
多様化するうつ状態の背景 | 下田健吾,木村真人 | |
コンサルテーション・リエゾンにおける不安の質的水準の吟味;「人間性の事実」の揺らぎのなかで | 川上正憲 | |
救命救急センターにおける高齢者の自殺企図者への対応 | 新井久稔ほか | |
高齢者のリエゾン;高齢者の自殺企図への対応 | 野呂孝徳ほか | |
コンサルテーション・リエゾンにおける公認心理師の役割 | 花村温子 | |
意思決定支援のあり方について;精神医学的立場から | 井藤佳恵 |