Vol.32-12 高齢期「うつ」の難治性をめぐって;その背景と対応 | ||
高齢期うつ病の特徴とその診断に関して | 門司 晃 | |
高齢期のうつ病における難治性の背景 | 馬場 元 | |
高齢期うつの脳器質性要因 | 河上 緒・池田研二 | |
高齢期「うつ」に関連する心理的要因―― 喪失,孤独,不安,無気力 | 新村秀人 | |
高齢期「うつ」の地域支援 | 藤瀬 昇ほか | |
高齢者のうつ病に対する薬物療法 | 舩槻紀也・加藤正樹 | |
高齢期「うつ」の予防と非薬物的介入の実際 | 長谷川雅美 | |
新型コロナウイルス感染症と高齢期のうつと関連する病態 | 高橋 晶 |
Vol.32-11 認知症の疾患修飾薬開発の動向 | ||
アルツハイマー病のAβ標的薬:Aβワクチンと抗Aβ抗体 | 玉岡 晃 | |
Aβを標的としたアルツハイマー病疾患修飾薬について | 田上真次ほか | |
アルツハイマー病に対するタウ標的薬 | 角田聡子・宮坂知宏 | |
アルツハイマー病に対する非アミロイドβ・非タウ標的の疾患修飾薬開発 | 布村明彦 | |
タウオパチーおよびその他の前頭側頭型認知症に対する疾患修飾薬開発 | 添田義行・高島明彦 | |
レビー小体型認知症に対する疾患修飾薬開発 | 杉本あずさ・小野賢二郎 | |
本邦におけるトライアルレディコホートの構築と研究推進に向けた取組み | 佐藤謙一郎・岩坪 威 | |
iPS細胞を用いた認知症疾患修飾薬の開発 | 奥宮太郎ほか |
Vol.32-10 認知症の疾患概念について考える;歴史的事項から将来まで | ||
「痴呆」の道程,「認知症」のあゆみ | 笠貫浩史 | |
DSM-5における神経認知障害群が提言された意義 | 田渕 肇 | |
アルツハイマー病概念の成立と変遷 | 井原涼子,岩田 淳 | |
認知症の行動・心理症状(BPSD)概念の功罪 | 大石 智 | |
前頭側頭型認知症概念の成立と変遷;歴史的事項から将来まで | 品川俊一郎 | |
レビー小体病の臨床病理学的概念とレビー小体型認知症診断基準の変遷 | 竹田和弘ほか | |
血管性認知症の概念の成立と変遷 | 長田 乾ほか | |
神経変性疾患における認知症の疾患単位・概念は今後どうあるべきか | 川勝 忍ほか |
Vol.32-9 新型コロナウイルス感染症の流行と高齢者の医療と生活A:高齢者の生活 | ||
COVID-19治療を担う公立総合病院の精神科からみた課題;せん妄症例,職員間の情報共有,電子カルテ | 丸勇司,笹川嘉久 | |
新型コロナウイルス感染症流行下における認知症高齢患者への支援と支援者支援 | 扇澤史子 | |
コロナ禍におけるウェブを活用した面会サービスの取組み | 坂本和歌子 | |
新型コロナウイルス感染症で入院した高齢精神障害者のソーシャルワーク | 木村亜希子 | |
新型コロナ感染症蔓延期におけるレビー小体型認知症をもつ小規模多機能型居宅介護の利用者が脳梗塞を発症してからリハビリテーション病院で回復訓練が始まる経過についての一考察 | 青木伸吾 | |
新型コロナウイルス流行下において認知症支援のための地域拠点が行った困難事例への支援;高島平ココからステーションの取組み | 杉山美香 | |
成年後見業務と新型コロナウイルス感染症 | 山田祐司 | |
新型コロナウイルス禍における介護予防事業 | 佐藤むつみ | |
コロナ禍における認知症の人と介護家族の現状 | 大野教子 | |
新型コロナと認知症カフェ | 竹内弘道 | |
訪問看護の利用者と新型コロナウイルス感染症を通して支援者の役割を考える | 中村洋子 | |
コロナ時代のお別れ | 小川有閑 |
Vol.32-8 新型コロナウイルス感染症の流行と高齢者の医療と生活@:高齢者の医療 | ||
兵庫県の現状と県全体の新型コロナウイルス対策と高齢者への対策 | 山下輝夫 | |
兵庫県精神科病院協会における新型コロナウイルス対策について;精神科病院のコロナ禍における現況と対策について | 宮軒 将 | |
新型コロナウイルス感染症病棟を有する総合病院精神神経科の診療現場におけるコロナ禍の影響と対策;職員へのアンケート調査からみえてきたもの | 松石邦隆ほか | |
COVID-19・パンデミックのもの忘れ外来への影響 | 小田陽彦 | |
新型コロナウイルス感染拡大の影響が比較的少ない地域の認知症疾患医療センターの診療現場におけるコロナ禍の影響と対策 | 大川愼吾 | |
新型コロナウイルス感染拡大が続いている地域の認知症外来の診療現場におけるコロナ禍の影響と対策 | 若栄徳彦 | |
新型コロナウイルス感染症流行下における神戸市の認知症施策;認知症神戸モデルの現状と課題 | 長谷川典子,前田 潔 | |
COVID-19感染対策の面会制限下の特別養護老人ホームにおける認知症高齢者とその家族の課題と支援 | 淡路深雪ほか |
Vol.32-7 パーキンソン病の非運動症状 | ||
パーキンソン病における認知機能障害 | 馬場 徹 | |
パーキンソン病の幻視;その病態と治療 | 栗田 正 | |
パーキンソン病の気分障害 | 永山 寛 | |
パーキンソン病における衝動制御障害 | 藤本健一 | |
パーキンソン病治療薬と精神症状 | 石垣泰則 | |
パーキンソン病の痛み | 関 守信 | |
パーキンソン病の睡眠覚醒障害 | 宮本智之ほか | |
パーキンソン病の嗅覚障害 | 飯嶋 睦 | |
パーキンソン病の自律神経障害 | 朝比奈正人 | |
パーキンソン病の便秘・下部尿路機能障害 | 内山智之 |
Vol.32-6 老年期の幻覚・妄想と神経心理学 | ||
神経心理学から老年期の幻覚・妄想を解明する | 池田 学 | |
高齢発症の精神病の歴史と精神病理学総論からみたその疾病分類学的問題点 | 古茶大樹 | |
物盗られ妄想 | 森田啓史ほか | |
誤認妄想/妄想性誤認 | 三嶋 亮,村井俊哉 | |
認知症患者における嫉妬妄想の病態と治療 | 橋本 衛 | |
妄想と記憶障害 | 船山道隆 | |
老年期にみられる幻視・錯視 | 西尾慶之 | |
老年期発症の幻覚・妄想と変性性認知症 | 鐘本英輝,池田 学 | |
前頭側頭型認知症における幻覚・妄想 | 品川俊一郎 |
Vol.32-5 高齢期における「性の多様性」の尊重とメンタルヘルス | T.総論:「性の多様性」はいかに尊重されるべきか | |
セクシュアル・マイノリティ概論 | 河野禎之 | |
対策が法制上の義務となった性的指向・性自認に関するハラスメント | 神谷悠一 | |
高齢トランスジェンダーのメンタルヘルスをめぐって | 三橋順子 | U.各論 |
高齢の性的少数者の実際と対応の留意点 | 針間克己,石丸径一郎 | |
性的マイノリティ高齢者の課題と自殺対策 | 藤田幸司,松永博子 | |
介護・地域支援における性的マイノリティ高齢者への対応の現状と課題 | 佐々木宰 | |
高齢者医療における「性の多様性」と「健康格差」;米国における状況とイリノイ州シカゴ市の事例 | Masami Takahashi,Akane Kumagai |
Vol.32-4 新型コロナウイルス感染症の流行と老年精神医学 | ||
新型コロナウイルス感染症流行の影響;認知症や精神障害がある高齢者の人権という観点から | 粟田主一ほか | |
新型コロナウイルス感染症流行が認知症医療に及ぼした影響 | 新美芳樹 | |
新型コロナウイルス感染症流行が介護事業所の認知症ケアに及ぼした影響 | 石井伸弥 | |
認知症ケアの現場での感染対策;現状と今後の課題 | 加藤伸司 | |
新型コロナウイルス感染症の流行が認知症とともに生きる人に及ぼした影響について | 鈴木麻希ほか | |
新型コロナウイルス感染症を合併した精神障害者治療の経験から | 齋藤正彦 | |
当院におけるクラスターの発生とその後 | 牧 徳彦 | |
新型コロナウイルス感染症流行と高齢者医療介護に関する東京都医師会の取組み | 平川博之 | |
施設内感染が発生した高齢者施設に対する職員応援体制;宮城県での取組み | 山崎英樹 | |
新型コロナウイルス感染症禍における高齢者の認知機能への対策;鳥取県伯耆町の取組み | 河月 稔,浦上克哉 | |
新型コロナウイルス感染症下における大都市の大規模集合住宅に住む高齢者の支援 | 岡村 毅,杉山美香 |
Vol.32-3 特発性正常圧水頭症診療 Up to Date | ||
わが国における『特発性正常圧水頭症診療ガイドライン』作成のこれまで | 秋葉ちひろほか | |
特発性正常圧水頭症の臨床症状と評価方法の最近の進歩;『特発性正常圧水頭症診療ガイドライン 第3版』にみる,精神科での診療ポイント | 鐘本英輝 | |
特発性正常圧水頭症の神経画像の最新知見 | 宮ア晃一,石井一成 | |
特発性正常圧水頭症のリスク遺伝子,リスクファクター,AVIM | 伊関千書 | |
特発性正常圧水頭症の鑑別診断 | 菅野重範 | |
特発性正常圧水頭症に対するシャント術と内科系医師と脳神経外科医との診療連携 | 鮫島直之 | |
わが国における特発性正常圧水頭症に対する多施設共同研究;SINPHONIからSINPHONI-3まで | 數井裕光 |
Vol.32-2 人権と共生社会 | ||
世界の潮流としての人権の尊重 | 繁田雅弘 | |
医療における人権侵害について;認知症高齢者の進行がんに関するインフォームド・コンセントと医療上の意思決定の課題 | 井藤佳恵 | 権利ベースのアプローチ |
医療と福祉の連携;RBAを導入した現場からの報告 | 山崎英樹 | |
地域をつくる取組み | 粟田主一 | |
認知症の人の意思決定支援と人権 | 成本 迅 | |
精神障害者に対する強制的な医療からの示唆 | 金澤由佳 | |
認知症患者の処遇をめぐる意思決定と医療者の役割についての倫理学的検討 | 中塚晶博 | |
認知症の本人と家族の一体的ケアプログラム;日本版ミーティングセンター・サポートプログラムの開発 | 矢吹知之 | |
認知症施策における人権と共生社会の視点 | 田中稔久 | |
看護倫理を教える・学ぶ;倫理的能力の促進と尊厳あるケアの提供 | 八尋道子 | |
認知症との共生の社会学;予防と備えの対比から考える | 井口高志 | |
認知症の人との共生社会とは;医療の視点から | 武地 一 | |
認知症の人との共生社会とは;認知症高齢者は私である | 大井 玄 |
Vol.32-1 高齢者のアルコール問題 | T.総論 | |
わが国における各種統計にみる高齢者の飲酒実態 | 翠川晴彦ほか | |
高齢期のアルコール使用の医学的問題 | 松下幸生 | |
「もの忘れ外来」におけるアルコール問題 | 山敏樹,新井平伊 | U.Biologicalな側面から |
高齢者における飲酒の身体的影響 | 原 俊哉 | |
高齢者のアルコール問題の理解とその臨床 | 松井敏史ほか | |
アルコールの脳へのインパクト | 池田研二 | V.Psychologicalな側面から |
中高年の飲酒と認知機能低下の特徴 | 新田千枝 | W.Sociologicalな側面から |
高齢社会とアルコール問題;定年退職者のケーススタディ | 稗田里香 | |
高齢者のアルコール問題;介護・支援の現場から | 白木裕子 | |
地域高齢者のアルコール問題とその支援;ソーシャルワークの経験から | 佐古惠利子 | |
被災地の高齢者のアルコール問題 | 原 敬造 | |
トピック:新型コロナウイルス感染症と高齢者におけるアルコールと自殺の問題 | 竹林 唯,前田正治 |