◆どのような病気か?◆
口唇や舌を中心に周期的に、繰り返し起こる不随意運動(自分では動かそうとしていないのに、勝手に動いてしまこうと)であり、その原因は大脳基底核の老化によるためと考えられています。そのほか、抗精神病薬、抗パーキンソン病薬、三環系抗うつ薬、消化器用薬(メトクロプラミド、スルピリドなど)の長期服用によって発症することもあります。
◆症状と特徴◆
口・舌・顔面の不随意運動であり、咀嚼様運動、口すぼめ、開口、舌の突出、舌打ち、舌捻転、口唇振戦(唇の細かな震え)、顔しかめなどの運動がみられます。本疾患は加齢によって増加するので老人によくみられます。
緊急時の応急処置
特別な処置はありませんが、神経内科医の診察を受け適切な治療を受けます。
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