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 研究事業報告アーカイブ 

平成21年度海外の高齢者施設における看護職等のケア管理・提供に関する調査研究
平成21年度特別養護老人ホーム利用者の医療ニーズへの対応のあり方に関する研究事業
平成20年度特別養護老人ホーム利用者の医療ニーズへの対応のあり方に関する研究事業
平成20年度高齢者の胃ろう閉鎖、膀胱留置カテーテル抜去を安全かつ効果的に実施するためのアセスメント・ケアプログラムの開発に関する調査研究事業
平成11年度看護・福祉職者の高齢者ケアにおける虐待への予知・対応の現状とその教育プログラムの開発に関する報告書



平成21年度 老人保健健康増進等事業(厚生労働省老人保健事業推進費等補助金)
海外の高齢者施設における看護職等のケア管理・提供に関する調査研究 
報告書
クリックでダウンロード(67.5MB)


【発刊にあたって】
我が国の高齢化はさらに進行することが予測され、国民のニーズに対応した高齢者施設の整備は質・量ともに重要な課題となっています。現在、入居者における重度化は進んでおり、医療機関とは異なる看護師配置において、適切に介護職と連携し、質の高いケアを実施するためには、どのような体制整備が必要かを検討することが求められています。
こうした課題をふまえ、日本老年看護学会では、イタリア・オランダ・フィンランドの3カ国について、海外調査を行いました。苦労も多々ありましたが、皆様に何とかこの経験をお伝えするために報告書にまとめました。
本調査の成果が、今後の高齢者施設における看護師の役割についての議論の一助となれば幸いです。
平成22年3月
日本老年看護学会 「海外の高齢者施設における
看護職等のケア管理・提供に関する調査研究」研究班一同
代表者 石垣和子



平成21年度 厚生労働省老人保健事業推進等補助金(老人保健健康増進等事業)
特別養護老人ホーム利用者の医療ニーズへの対応のあり方に関する研究事業 報告書
クリックでダウンロード(68.5MB)


【はじめに(抜粋)】
医療の高度化や高齢者の人口増加に伴い老年看護の重要性が年々高まっている。日本老年看護学会では高齢者がQOLの高い生活を維持し人生を全うできることを目指して、高齢者本人ならびにその家族、地域に関する研究を実施してきた。特別養護老人ホームにおける医療的ケアについてはその重点課題の一つである。
従来、特別養護老人ホームは生活の場であり、医療的管理の必要な高齢者の入所は困難であった。しかし、平成18年4月の診療報酬改定における「重度化対応加算」「看取り介護加算」の新設など利用者の重度化、医療ニーズの増大への対応が整備されつつある。
本研究は、日本老年看護学会が厚生労働省平成20・21年度老人保健事業推進費等補助金を受け、「未来志向研究プロジェクト」のひとつとして「特別養護老人ホーム利用者の医療ニーズへの対応のあり方に関する研究事業」として推進するものである。昨年は、特別養護老人ホームにおける喀痰吸引と経管栄養に関する実態調査からケアプログラムを作成した。
本年度は昨年度作成したケアプログラムを用いて口腔内吸引と経管栄養について、看護職員と介護職員が連携して安全かつ確実に医療的ケアを行うための研修計画・評価方法を含む教育モデル案を作成する。そして教育で活用する教材用DVDを作成する。
(以下、略)
平成22年3月
日本老年看護学会理事長 中島紀惠子



平成20年度老人保健健康増進等事業(厚生労働省 老人保健事業推進費等補助金)
特別養護老人ホーム利用者の医療ニーズへの対応のあり方に関する研究事業 報告書
クリックでダウンロード(57.4MB)


【はしがき(抜粋)】
わが国の特別養護老人ホームにおいては、入所(居)者の高齢化がますます進み、心身の疾病や障害が重度化し、ケアの困難さが増してきている。このような特別養護老人ホームにおいては、入所(居)者の医療ケアと生活ケアも包合した全体的なケア提供を行なうためには、資源を活用し、かっケア提供者の専門性を活かした連携・協働の上で看護職が中心になってなされていくことが必要であると考える。
本研究班は、心身の疾病や障害が重度化する状況を鑑み、医療的管理の必要な入所(居) 者への看護職と介護職による連携に焦点を当て実態を調査した。
その結果から、看護職に求められる能力や医療的管理への基本的な考え方を導き出し、ケアプログラムの試案を作成し、ここに報告書としてまとめた。
調査にあたり、お忙しい中をご協力いただいた施設、看護職、介護職の皆様に心から感謝申し上げる。(以下、略)
平成21年3月
日本老年看護学会理事長 中島紀恵子



平成20年度 老人保健健康増進等事業(厚生労働省 老人保健事業推進費等補助金)
高齢者の胃ろう閉鎖、膀胱留置カテーテル抜去を安全かつ効果的に実施するためのアセスメント・ケアプログラムの開発に関する調査研究事業 報告書
クリックでダウンロード(98.5MB)


【はじめに(抜粋)】
日本老年看護学会では、高齢者の療養を可能な限り快適かつ安全にケアできるような技術や高齢者のヘルスプロモーション・エンパワーメントについて研究すると同時に、介護者の抱える課題の解決や社会的なサービスの充実など多様な場での療養環境の調整・整備についても研究し、併せてそれらを実現するための老年看護上の行政施策についても関心を高めてきた。高齢者に対する医療技術の進歩や健康寿命の延伸により平均寿命は延び続けており、ますます老年看護の重要性は増してきていると考えられる。
そのような立場から近年の高齢者施策を概観すると、介護保険制度に象徴的に示されている医療と生活・介護の分離や、入院・入所施設の性格を医療か生活・介護かで峻別する傾向がみられる。一般的な虚弱高齢者にもあてはまるが、特に一時的に医療を受けて後の回復過程にあって、医療と生活・介護の両面からのニーズを併せ持っている高齢者へのケア・サービスについては、今後の工夫・整理・開発が待たれているところである。
そこで、日本老年看護学会では、治療の必要性によって入院治療を受けた高齢者が、その後転院・転所していく際に課題となると思われる、一時的に施された胃ろうや膀胱留置カテーテル等の医療処置からの離脱についての適切なケア技術の開発が十分ではないことに着目した。(以下、略)
平成21年3月
日本老年看護学会理事長 中島紀惠子



平成11年度
看護・福祉職者の高齢者ケアにおける虐待への予知・対応の現状とその教育プログラムの開発に関する報告書
クリックでダウンロード(57.6MB)


【発刊に当たって】
人は多くの場合高齢になってもできるだけ他人の手を借りずに何とか毎日の生活が過ごせることを望むものである。家族や周りの者としては、高齢者のこれまでの生き方や現状をありのまま受け止めながら、自らの生活も享受し、よき相互関係を維持できるのがよいと考える。
看護や福祉の領域で仕事をする専門職は、高齢者のもつ身体的、精神・心理的能力の維持や低下を予防し、できるだけ高齢者の尊厳を保ち、その人らしい生活が送れる様な援助を意図している。しかしながら、高齢者ケアを進展させていくためには、老年看護学に関する教育内容の充実、人材の養成、ケアの方法・技法の開発等多くの課題がみられる。
日本老年看護学会研究推進委員会では、高齢者やケアの質を向上させる様な研究活動の推進を意図しており、その一環として、要望される必要度の高い研究課題を提示し、研究の同志(会員)を募ることにした。中でも高齢者ケアにかかわる人権の問題が重要と考えられ、虐待に関する課題をとりあげることにした。
具体的には平成10年度には「看護・福祉系の教育担当者を対象に基礎教育課程での高齢者虐待に関する授業展開の実情」、「医療・福祉施設における看護職者の高齢者虐待に対する意識」を調査し、あわせて高齢者虐待に関する教育ワークショップを開催した。
さらに研究活動を継続するべく平成11年度には看護職者の高齢者虐待に対する教育ワークショップを開催している。
高齢者虐待の表現はややもすると刺激的であり、できれば避けたい響きをもっていると考えられるが、老年看護学の領域では避けて通れない課題でもある。また、この課題には多側面からのアプローチが必要であるが、これまで当委員会が取り組んだ成果をここに公表し、会員をはじめ多くの方々からのご意見、ご助言をお願いするものである。
平成11年8月
日本老年看護学会研究推進委員会 金川克子