Vol.25-12 認知症予防の現状と地域での実践
認知症予防とは 浦上克哉
運動と認知症予防 加藤守匡,朝田 隆
生活習慣病と認知症予防 秋下雅弘
食事・栄養と認知症予防 篠原もえ子,山田正仁
学習およびコミュニケーションと認知症予防 若松直樹
地域での実践;愛知県武豊町の場合 竹田徳則
地域での実践;東京都世田谷区,豊島区を中心に 宇良千秋
Vol.25-11 パーキンソン病患者への対応
パーキンソン病の疫学と診断 樽野陽亮,高橋良輔
パーキンソン病の分子病態 馬場孝輔,望月秀樹
パーキンソン病の運動症状の特徴 秋本幸子,菊地誠志
パーキンソン病の認知機能障害 鈴木由希子ほか
パーキンソン病患者に対する薬物治療 安藤利奈,野元正弘
パーキンソン病に対する脳深部刺激療法 貴島晴彦,吉峰俊樹
パーキンソン病の新しい治療;再生医療を中心に 森実飛鳥,高橋 淳
Vol.25-10 初老期・老年期の妄想;症状の理解と治療
人生後半期の嫉妬妄想 古城慶子
接触欠損パラノイド 野原 博ほか
微小妄想とコタール症候群 田中久美子,針間博彦
遅発パラフレニーにおける妄想とそれへの対処についての一示唆;妄想が展開する場所の限局性と住所地からの引き離し 中安信夫
皮膚寄生虫妄想 船山道隆
妄想性同定錯誤症候群 久松徹也,濱田秀伯
高齢化した統合失調症の妄想 新村秀人
レビー小体型認知症の幻覚・妄想 小阪憲司
Vol.25-9 ケアラーを支援する方法論
両親の認知症介護10年の軌跡が示すもの;トンネルの向こうに 早田雅美
ケアラーを支えるために 牧野史子
ケアラーへの情報提供;医療機関の情報提供に対する家族の満足度調査から 繁田雅弘ほか
ケアラーの心理過程と心理臨床的支援 扇澤史子
認知症者のケアラーが経験する喪失体験とこれに対する精神療法的介入について 大村裕紀子,深津 亮
家族介護教室の実際と課題 佐藤典子
介護保険サービス施設・事業所におけるケアラーの支援 矢吹知之
Vol.25-8 老年精神医学とDSM-5
DSM-5の分類原理を考える;スペクトラム概念とディメンション評価 仙波純一
DSM-5における神経認知障害群(Neurocognitive Disorders)について 深津 亮,原 祐子
せん妄 高橋由佳,天野直二
アルツハイマー病による認知症または軽度認知障害 沖村 宰ほか
前頭側頭型認知症または前頭側頭型軽度認知障害 池田 学
レビー小体病を伴う認知症(レビー小体型認知症)または軽度認知障害 笠貫浩史,井関栄三
パーキンソン病による認知症または軽度認知障害 笠貫浩史,井関栄三
血管性認知症または血管性軽度認知障害 中村敏範,天野直二
外傷性脳損傷による認知症または軽度認知障害 林 博史ほか
HIV感染による認知症または軽度認知障害 小林良太ほか
プリオン病による認知症または軽度認知障害 池田研二
ハンチントン病による認知症または軽度認知障害 布村明彦
ICD-11の動向;老年期の精神障害の改訂状況を中心に 丸田敏雅,松本ちひろ
診断マニュアルに求められるもの 松下正明
Vol.25-7 認知症医療の諸相
精神科における認知症医療の課題と展望;認知症の人のメンタルヘルスと地域生活支援 高橋幸男
認知症医療における基幹型認知症疾患医療センターの役割と課題 小嶋誠志郎,池田 学
認知症疾患医療センター(地域型・栃木県);「医療と介護」から「地域と家族」まで 根岸協一郎ほか
認知症在宅ケアの新たな取組み;認知症初期集中支援サービスについて 片山智栄,新川祐利
認知症医療支援診療所(仮称)地域連携モデル事業について 新田國夫
認知症に対するかかりつけ医の役割と課題 弓倉 整
認知症医療における精神科クリニックの役割 大澤 誠
Vol.25-6 経済格差と高齢者精神医療
高齢者の経済格差;その実像と精神健康への影響 藤原佳典
高齢期の貧困はいかにしてつくられるのか 山田知子
地域包括の視点からみる今後のオレンジプランの展開 翁川純尚
認知症高齢者の福祉と経済問題;福祉の現場からみえること 永由義広ほか
経済的困難を抱える認知症高齢者を困難事例化させる要因;認知症高齢者困難事例を対象としたアウトリーチ型支援事業からみえるもの 井藤佳恵
資力に欠ける高齢世帯の後見実務と生活保護制度の問題点 金川 洋
高齢者がホームレス状態にある理由;ホームレス支援の実践からみえてきたもの 森川すいめい
Vol.25-5 ワーキングメモリ研究の最前線
ワーキングメモリ研究の動向;高齢者を中心に 苧阪直行
高齢者のワーキングメモリ 大塚結喜
ワーキングメモリの神経科学 越野英哉
ワーキングメモリの個人差と教育への応用 湯澤正通
アルツハイマー病におけるワーキングメモリの障害 坂村 雄
ワーキングメモリと社会的行動 沖村 宰ほか
ワーキングメモリと感情に関する近年の研究動向 上田紋佳
発達障害者の生涯発達とワーキングメモリ 橋本創一
Vol.25-4 認知症医療ネットワークと地域特性
南魚沼市立ゆきぐに大和病院の活動 宮永和夫
島根県・出雲市における重度認知症デイケアと認知症医療体制 高橋幸男
滋賀県における認知症ケアネットワークの構築;もの忘れクリニックの取組みから 藤本直規,奥村典子
大都市における自発的なパス運用から認知症疾患医療センターへの変化 新里和弘
熊本モデルにおける地域拠点型センターの活動 荒木邦生ほか
板橋区医師会における医師会が中心になった地域ネットワークの実践と課題 水野重樹
地域差を超えて,地域ネットワークで支える認知症医療;統合の戦略について 粟田主一
Vol.25-3 高齢者のコミュニティ・メンタル・ヘルス
ソーシャル・キャピタル;認知症の人のコミュニティ・メンタル・ヘルス 松下正明
認知症疾患医療センターの立場から 繁信和恵
地域包括支援センター・在宅介護支援センターの立場 青木佳之
高齢者のメンタルヘルスを保つ;自助,互助,公助を統合する保健師の役割の重要性 中板育美
作業療法士の立場;認知症カフェと生活行為向上マネジメントの研究を通して 中村春基,苅山和生
介護支援専門員の立場から;メンタルヘルス面の課題をもった高齢者・家族を支援する介護支援専門員の課題 福富昌城
高齢者のコミュニティ・メンタル・ヘルスと精神保健福祉士 松本すみ子
Vol.25-2 認知症の終末期医療
認知症患者のend-of-life care 清水哲郎
がんと認知症の終末期医療 飯島 節
看取りに向き合える人材育成を目指して 西村美智代
グループホームにおける看取りケアの実態 橋恵子
特別養護老人ホームにおける看取りの実態 鴻江圭子,八坂妙子
訪問医療における看取りの実態 山口 潔,辻彼南雄
意思決定プロセスと法的整備 小賀野晶一
Vol.25-1 高齢者の神経疾患と「うつ」
自らを寿げる老いに向けてのパラダイムシフト 白波瀬丈一郎
高齢社会における希望の醸成 熊本圭吾,荒井由美子
高齢者の脳 尾昌樹,村山繁雄
漢方からみた加齢 山田和男
百寿者の医生物学的側面と心理的側面 広瀬信義,権藤恭之
老いゆくことと死生観をもつこと 島薗 進