Vol.23-12 認知症の人のQOLを再考する | ||
特集にあたって | 粟田主一 | |
認知症の人のQOLをどう評価するか | 岩佐 一 | |
認知症の薬物治療とQOL評価 | 八森 淳 | |
認知症の人の日常生活支援とQOL | 松田 修 | |
認知症患者の在宅医療とQOL | 三浦久幸 | |
認知症の終末期ケアとQOL;倫理的視点から | 箕岡真子 | |
認知症の家族介護者への支援と介護者のQOL | 宮永和夫 |
Vol.23-11 高齢者の精神科臨床 | ||
高齢者の精神疾患とその治療 | 斎藤正彦 | |
高齢者の精神科外来診療の現状と課題;クリニックの立場から | 植木昭紀ほか | |
高齢者の精神科外来診療の現状と課題;総合病院外来の立場から | 井上雅之・中嶋義文 | |
高齢者の身体疾患入院治療における精神医学的課題 | 古田 光 | |
精神科救急における高齢者;措置入院の運用と患者の臨床特性 | 湯本洋介ほか | |
身体救急における高齢者の精神医学的問題 | 岡村 毅ほか | |
NTT東日本関東病院しあわせプログラムの紹介 | 河口英子ほか |
Vol.23-10 老年精神医学と死生観 | ||
よく生き よく笑い よき死と出会う;超高齢社会の死生観 | アルフォンス・デーケン | |
「かなしみ」と「さようなら」;日本人の死生観の一考察 | 竹内整一 | |
キューブラー=ロスにおける「死の受容」;今,どう読むか | 堀江宗正 | |
死生を支えるコミュニティの開発 | 山崎浩司 | |
「終末期」医療と在宅緩和ケア | 石谷邦彦 | |
認知症をめぐる臨床的な諸問題;高度(重度)の認知症にも目を向けよう | 黒澤 尚 | |
高齢者の終末期医療をめぐる法的諸問題;高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン人工的水分・栄養補給の導入を中心として | 小此木清 | |
高齢者の終末期医療およびケア;日本老年医学会の立場から | 飯島 節 |
Vol.23-9 新しいアルツハイマー型認知症治療薬の使用経験 | ||
アルツハイマー型認知症治療薬の使い分けは可能か | 中村 祐 | |
T.ドネペジルの使用経験 | ||
実臨床からみたドネペジル単独療法とドネペジルとメマンチン併用療法の臨床効果 | 川畑信也,彦坂しのぶ | |
ドネペジルを中止・休薬する際の注意点 | 福井俊哉 | |
アルツハイマー病におけるドネペジルの使用経験 | 野澤宗央,一宮洋介 | |
アルツハイマー病患者におけるドネペジルの有効性 | 櫻井博文,羽生春夫 | |
身体愁訴を主訴として受診し,その改善にドネペジル塩酸塩が有効であった高齢者の一例 | 稲村圭亮,品川俊一郎 | |
U.ガランタミンの使用経験 | ||
ガランタミンの認知機能維持効果に関する検討 | 馬場康彦ほか | |
ガランタミンのニコチン性allosteric potentiating ligand(APL)作用を介した症状改善の経験 | 丸木雄一 | |
ガランタミンの長期使用例 | 和田健二,中島健二 | |
ガランタミンの投与により認知症の行動・心理症状が改善したアルツハイマー病の1例 | 植木昭紀 | |
アルツハイマー型認知症のBPSDにガランタミンが有効であった症例 | 北村ゆり | |
V.メマンチンの使用経験 | ||
アルツハイマー病におけるメマンチンの臨床効果 | 長田 乾ほか | |
メマンチンの臨床的特徴;アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症における使用経験 | 内海久美子 | |
ドネペジルとメマンチンの併用効果;脳血流変化と臨床効果に関して | 金谷潔史ほか | |
メマンチンはコリンエステラーゼ阻害薬と併用したほうが望ましいか | 甘利雅邦 | |
前頭葉機能とBPSDに対するメマンチン著効例に関する報告 | 橋本 学 | |
W.リバスチグミンの使用経験 | ||
第III相二重盲検・長期試験の経験から | 片山禎夫 | |
認知症治療において経皮吸収型製剤にはどのような利点があるだろうか | 中西亜紀 | |
アルツハイマー型認知症の臨床的改善に対するリバスチグミンの効果 | 中野倫仁 | |
アルツハイマー病治療のための新たな経皮吸収型リバスチグミンパッチ剤の著効例報告;単独療法と併用療法についての考察 | 安間芳秀,安間祥子 | |
リバスチグミンパッチへの期待と投与症例より得られた知見 | 小林直人 |
Vol.23-8 高齢者と脳内神経伝達機能 | ||
高齢者の神経伝達機能 | 古関竹直ほか | |
高齢者とドーパミン機能 | 小高文聰 | |
高齢者とセロトニン機能 | 吉岡充弘 | |
高齢者とノルアドレナリン機能;うつ病・うつ状態との関連 | 吉村玲児,中村 純 | |
高齢者とアセチルコリン機能 | 堀田晴美,原 早苗 | |
高齢者とグルタミン酸機能 | 橋本謙二 | |
高齢者の神経伝達機能を考慮した抗精神病薬による治療 | 福原竜治 | |
高齢者の神経伝達機能を考慮した抗うつ薬による治療 | 河野敬明ほか | |
高齢者の神経伝達機能を考慮したアセチルコリン系薬物による治療 | 下濱 俊 | |
高齢者の神経伝達機能を考慮したグルタミン酸薬物による治療 | 宮田久嗣 |
Vol.23-7 特発性正常圧水頭症 ─ Update | ||
特発性正常圧水頭症研究の歴史 | 石川正恒 | |
特発性正常圧水頭症の診療ガイドライン改訂について | 森 悦朗 | |
特発性正常圧水頭症の疫学,病理 | 栗山長門ほか | |
特発性正常圧水頭症診療におけるタップテスト | 山本大介ほか | |
特発性正常圧水頭症の画像診断 | 石井一成 | |
特発性正常圧水頭症の治療 | 中島 円ほか | |
特発性正常圧水頭症のリハビリテーション | 平田好文ほか |
Vol.23-6 アルツハイマー病の根本治療を目指す最近の進歩 | ||
新しいアルツハイマー病の診断基準の確立を目指して;最前線の研究成果と臨床現場 | 長濱道治ほか | |
髄液生化学的マーカーとpreclinical stageの診断 | 谷口美也子,浦上克哉 | |
MRI統計学的解析とpreclinical stageの診断 | 松田博史 | |
Preclinical stageのアミロイドイメージングから期待されるもの | 石井賢二 | |
脳血流と脳糖代謝所見はpreclinical stageの診断に役立つか | 伊藤健吾,加藤隆司 | |
Alzheimer's Disease Neuroimaging Initiative(ADNI)の最新情報 | 岩坪 威 | |
アルツハイマー病の根本的治療を目指した治療薬開発の現状と戦略 | 武田雅俊 |
Vol.23-5 精神科病床における認知症治療;入院期間短縮を目指して | ||
認知症有病率と精神医療資源の今後 | 朝田 隆 | |
認知症と精神科医療 | 中谷祐貴子 | |
精神科病床における認知症治療の現状と課題;2025年への提言 | 渕野勝弘 | |
既存の精神科病院をつなぐ地域ネットワーク,熊本方式の現状と課題 | 丸山貴志ほか | |
福祉施設ケアと精神科入院治療の現状と課題 | 小山 剛 | |
訪問診療の立場からみた精神科入院医療の役割,現状と課題 | 木之下徹 | |
低所得者の認知症医療と施設介護の現状と課題 | 繁信和恵ほか |
Vol.23-4 高齢者の認知機能低下を規定するもの | ||
脳予備能と認知予備能;高齢者の認知機能を規定する因子 | 武田雅俊 | |
高齢者の認知機能を規定する遺伝子 | 森原剛史ほか | |
高齢者の認知機能を規定する環境要因 | 朝田 隆 | |
脳形態画像所見,脳血流量と認知機能低下 | 松田博史 | |
脳波・生理学的所見と認知機能低下 | 石井良平ほか | |
アミロイド沈着,神経原線維変化と認知機能低下 | 田中稔久,武田雅俊 | |
認知心理学からみた高齢者の認知機能低下 | 佐久間尚子 | |
神経心理学からみた高齢者の認知機能低下 | 小川泰弘,西川 隆 |
Vol.23-3 認知症の地域連携を推進するための方法論 | ||
Community-based integrated careの基本的な考え方;地域包括ケアシステムにおける認知症患者への支援 | 筒井孝子 | |
認知症ケアにおける地域連携の政策的展望 | 武田章敬,堀部賢太郎 | |
かかりつけ医制度の現状と課題 | 鷲見幸彦 | |
認知症疾患医療センターの連携機能 | 小嶋誠志郎,池田 学 | |
地域包括支援センターの機能;現状と課題―仙台市における認知症対策の取組みから― | 菊地和子ほか | |
地域連携のための認知症地域支援推進員の役割 | 大島憲子 | |
認知症地域連携パス | 杉山博通ほか |
Vol.23-2 東日本大震災と老年精神医学;現地レポートを中心に | ||
東日本大震災とは;破局の淵から希望へ | 深津 亮ほか | |
岩手県の被災状況とその対応;高齢認知症者のケアを中心に | 高橋 智 | |
岩手県の被災状況とその対応;高齢者のこころのケアを中心に | 大塚耕太郎ほか | |
宮城県の被災状況とその対応 | 佐藤宗一郎ほか | |
宮城県の被災状況とその対応;仙台市を中心に | 山崎英樹 | |
福島県の被災状況とその対応 | 小林直人ほか | |
福島県の被災状況とその対応;被災病院の現場から | 田子久夫ほか | |
災害派遣・医療支援レポート;宮城県南三陸町からのレポート | 矢田部裕介ほか | |
災害派遣・医療支援レポート;宮城県気仙沼市からのレポート | 内田貴光ほか | |
被災者の受け入れの支援活動;山形市からのレポート | 川勝 忍 | |
被災者支援活動;ケアスタッフの活動レポート | 加藤伸司ほか | |
大震災避難生活者にみられる精神医学的諸問題;被災入院患者のグループ・ミーティング(フクシマ双葉会)の活動―中間報告― | 一瀬邦弘ほか | |
災害精神医療の現状;老年精神医学領域の問題点と課題 | 粟田主一 |
Vol.23-1 アジア・オセアニア老年精神医学の動向 | ||
国際老年精神医学会(IPA)の役割 | 武田雅俊 | |
韓国における老年精神医学の最近の状況 | Byoung Hoon Oh | |
台湾における老年精神医学 | Yung-Jen Yangほか | |
中国における老年精神医学の発展過程 | Xin Yuほか | |
香港の老年精神医療の概要 | Tak Shun Wongほか | |
タイにおける老年精神医学の現状 | Nahathai Wongpakaranほか | |
シンガポールにおける老年精神医療 | Kua Ee Heok | |
インドネシアにおける老年精神医学 | Martina W.S. Nasrun | |
インドにおける老年精神医学の現状 | S.C. Tiwariほか | |
オーストラリアにおける老年精神医学 | Roderick McKayほか |