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老人看護専門看護師設立の経緯


1994年,日本看護協会通常総会における認定資格要件等の審議を受け,「専門看護師」という名称を用いることが承認され,「専門看護師」制度が発足した.1995年には初めて「がん看護」と「精神看護」の2分野で個人認定が認められ,翌年から認定を開始した。その後,「地域看護」分野でも個人認定が行われた.
『老人看護』が専門分野に特定されたのは2001年7月25日である.その後,2001年12月号の看護協会ニュースで個人認定の実施要綱が発表され,2002年5月1日に初の老人看護専門看護師3名が誕生した.2018年4月現在,老人看護専門看護師の登録者は123名となっている.
なお,(2018年4月)現在,特定されている専門看護分野はこれら以外に,「小児看護」「母性看護」「慢性疾患看護」「急性・重症患者看護」「感染症看護」「家族支援看護」「在宅看護」「遺伝看護」「災害看護」を含む13専門分野となり,総数2075人の専門看護師がそれぞれの場で活動している.