もくもくワクワクで認知症を予防する
渡辺正樹/著
体 裁
A5判 96頁
刊行日
2016年3月15日
ISBN
9784863511088
内容紹介
脳が激しく退化した状態が「認知症」だとすれば退化を抑えるか、そのスピードを遅くすればよいということになる。
では、どのようにして脳の退化を抑えるのか?
薬で抑えるしかないのか?
それとも・・・、何らかの訓練が必要なのか?
何をすればよいのかを本書から見つけてください。
目次
- はじめに
- T.認知症入門
- 認知症の急増
- 脳の成長と退化
- 単なるもの忘れか認知症か?
- 認知症の種類は?
- どこまで進行しているの?
- 簡単な認知症検査
- アルツハイマー病が増えている
- アルツハイマー病は脳のメタボリック症候群
- 中核症状と周辺症状
- U.「もくもくワクワク」の原理
- 「もくもくワクワク」とは?
- 「もくもくワクワク」はBPSDを減らす
- 認知症ではシナプスも減っていく
- 努力すればシナプスは増える
- 脳内伝達物質が減っていく
- 大脳辺縁系を守り,前頭葉を元気にする
- セロトニンとドパミンに注目
- 「もくもく」でセロトニンが増える
- 「もくもく」は大脳辺縁系を助ける
- 「ワクワク」でドパミンが増える
- 「ワクワク」が前頭葉を強くする
- V.「もくもくワクワク」訓練
- 「もくもくワクワク」訓練とはどのように行うのか?
- 嫌でも休まない,続けること
- まずは歩くことにこだわる
- 転倒しないよう歩行を訓練する
- 歩かないとボケる,転ぶ
- 楽しい散歩は「もくもくワクワク」につながる
- 日記は訓練の場
- 趣味を続けること,再開すること
- 左脳より右脳?
- 回想(昔を思い出す)で「もくもくワクワク」気分
- 音楽が脳によいわけ
- 単純作業が脳によいわけ
- 料理が脳によいわけ
- ゲームが脳によいわけ
- 映画が脳によいわけ
- 評価されたい,役に立ちたい
- おわりに
関連書籍
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- 「認知症時代」を生きる
- 認知症を斬る