第30回日本老年精神医学会
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6月14日(日)8:45〜9:35 老年精神第1会場(展示ホールB内)
大会長講演「当事者のニーズに応える認知症医療を目指して」
座 長: 新井 平伊(順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学)
演 者: 繁田 雅弘(首都大学東京大学院人間健康科学研究科)
6月14日(日)9:35〜11:45 老年精神第1会場(展示ホールB内)
30周年記念シンポジウム第1部 「認知症の早期診断を早期絶望にさせないために」
座 長: 池田  学(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野), 真田 順子(さなだクリニック)
認知症の診断を希望あるものとするための精神療法,意思決定支援,症状への自己対処などについて本人視点で議論していただきます.
1.小精神療法;希望につながる時間の共有
演 者:松本 一生(松本診療所(ものわすれクリニック),大阪市立大学大学院生活科学研究科)
2.認知症の人の意思を感じ取るということ
演 者:人見 裕江(宝塚大学看護学部)
3.幻覚・妄想を本人の体験として理解すること
演 者:村井 俊哉(京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学))
4.認知症本人に対する生活障害への具体的な支援;心理教育的アプローチを通して
演 者:扇澤 史子(東京都健康長寿医療センター精神科)
<指定発言1>受診のために本人が越えなければならなかったもの
演 者:水谷 佳子(のぞみメモリークリニック,NPO法人認知症当事者の会)
<指定発言2>受診のために家族が越えなければならないこと
演 者:牧野 史子(NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン)
6月14日(日)13:15〜13:55 老年精神第1会場(展示ホールB内)
30周年記念シンポジウム第2部 <基調講演>「医療介護総合確保法の意図はどこにあるか」
座 長: 松下 正明(東京大学名誉教授)
演 者:田中  滋(慶應義塾大学名誉教授)
 
6月14日(日)13:55〜15:40 老年精神第1会場(展示ホールB内)
30周年記念シンポジウム第2部 <シンポジウム>「念願の医療福祉連携の実現を目指して」
座 長:今井 幸充((医・社)翠会和光病院),内海久美子(砂川市立病院精神科)
自治体における連携と市区町村における連携の違い,医師会と行政の連携,精神科入院機能の活用,認知症ケアパスなどについて議論していただきます.
1.自治体単位の連携と市町村単位の連携;医療の立場から視たそれぞれの必要性
演 者:平川 博之(医療法人社団博朋会ひらかわクリニック,公益社団法人東京都医師会)
2.医療福祉連携における多層構造の仕組み構築;福祉の立場から視た連携の必要性と地域実践
演 者:山本 繁樹(立川市社会福祉協議会,立川市南部西ふじみ地域包括支援センター)
3.地域連携に不可欠な医師会と行政の協働
演 者:弓倉  整(弓倉医院)
4.地域連携が活用すべき精神科入院機能
演 者:新里 和弘(東京都立松沢病院精神科)
5.認知症ケアパスと地域社会資源整備
演 者:粟田 主一(東京都健康長寿医療センター研究所)
6月14日(日)15:40〜16:30 老年精神第1会場(展示ホールB内)
30周年記念討論会 「認知症新時代に向けた関連学会の使命」
学会が担うべき認知症研究の方向,専門職の育成のあり方,社会貢献などについて,関連学会を代表する先生方に議論していただきます.
登壇者:秋山治彦,新井平伊,繁田雅弘,本間 昭,森  啓
6月13日(土)13:15〜15:15 老年精神第1会場(展示ホールB内)
シンポジウム1「治療とマネージメントに生かす認知症症候学」
朝田  隆(筑波大学大学院人間総合科学研究科),田中 稔久(大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室)
幻視や錯視,誤認や錯誤,食行動異常,意味性認知症などの症候学からマネージメントに生かすヒントを探っていただきます.
1.幻視と錯視の理解とマネージメント
演 者:太田 一実(順天堂東京江東高齢者医療センター)
2.人物誤認の理解と対応
演 者:船山 道隆(足利赤十字病院精神神経科)
3.重複記憶錯誤の理解と対応
演 者:小田 陽彦(兵庫県立姫路循環器病センター)
4.食行動異常の症候学からマネージメントへ
演 者:品川俊一郎(東京慈恵会医科大学精神医学講座)
5.意味性認知症の症候学からマネージメントへ
演 者:小森憲治郎(財団新居浜病院臨床心理科)
6月13日(土)13:15〜15:15 老年精神第2会場(展示ホールB内)
シンポジウム2「精神科医による認知症在宅医療のこれから」
座 長:内門 大丈(湘南いなほクリニック),新田 國夫((医・社)つくし会新田クリニック)
総合内科,神経内科,緩和ケアなど他科からの精神科在宅医療への期待をお聞きしながら,在宅医療の今後の道すじを議論していただきます.
1.認知症のひとの在宅医療の方向性;精神科医の視点から
演 者:大澤  誠((医)あづま会大井戸診療所)
2.神経内科と精神科在宅医療の関わりと展望
演 者:馬場 康彦(東海大学医学部内科学系神経内科学)
3.がん治療と認知症;治療医の悩み
演 者:藤澤  順(国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院外科)
4.認知症在宅診療における睡眠障害について
演 者:藤城 弘樹(名古屋大学大学院医学系研究科睡眠医学寄附講座)
<コメント1>精神科医の立場から
演 者:内門 大丈(湘南いなほクリニック)
<コメント2>総合診療医の立場から
演 者:新田 國夫((医・社)つくし会新田クリニック)
6月13日(土)15:20〜17:20 老年精神第1会場(展示ホールB内)
シンポジウム3「脳画像と脳病理をつなぐ」
座 長:天野 直二(信州大学医学部精神医学講座),川勝  忍(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)
脳の予備脳や嗜銀顆粒性認知症,前頭葉障害,レビー小体型認知症について画像と病理の架け橋となる議論をしていただきます.
1.アルツハイマー病に伴う,シナプス・ネットワーク機能の変化
演 者:中村 昭範(国立長寿医療研究センター脳機能画像診断開発部)
2.嗜銀顆粒性認知症の症候学と画像
演 者:川勝  忍(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座,篠田総合病院認知症疾患医療センター)
3.前頭葉障害の画像と病理
演 者:石原 健司(汐田総合病院内科)
4.レビー小体型認知症の画像と病理
演 者:井関 栄三(順天堂東京江東高齢者医療センター精神医学)
6月13日(土)15:20〜17:20 老年精神第2会場(展示ホールB内)
シンポジウム4「認知症サポート医の次のステップを考える」
座 長:前田  潔(神戸学院大学総合リハビリテーション学部) ,水野  裕((社医)杏嶺会いまいせ心療センター・認知症センター)
認知症サポート医のアンケート調査から示された課題をもとに,認知症医療と地域医療におけるサポート医の役割を再考していただきます.
1.認知症サポート医;アンケート調査から明らかになった課題
演 者:鷲見 幸彦((独)国立長寿医療研究センター)
2.東京都における認知症サポート医活動の10年を振り返って
演 者:玉木 一弘((医・社)幹人会福生クリニック)
3.認知症サポート医の実態;認知症サポート医はいかに認知症医療に貢献しうるか
演 者:前田  潔(神戸学院大学総合リハビリテーション学部)
4.連携のための情報共有の仕組み作りおけるサポート医の役割
演 者:数井 裕光(大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室)
5.サポート医の養成とフォローアップ
演 者:坂本 眞一((医・社)平成会平成病院)
6月14日(日)8:45〜11:45 老年精神第2会場(展示ホールB内)
シンポジウム5「老年期精神障害のマネージメン ト;精神病理と精神療法」
座 長:田子 久夫((公財)磐城済世会舞子浜病院) ,忽滑谷和孝(東京慈恵会医科大学附属柏病院)
精神病理や症候学の知見に基づいて,高齢者の神経症,うつ病,幻覚・妄想,希死念慮などに対する精神療法について議論していただきます.
1.加齢と性格変化;脳からみた理解と対応
演 者:三山 吉夫(藤元メディカルシステム大悟病院老年期精神疾患センター)
2.老年期心性からみた神経症
演 者:大森 健一(獨協医科大学名誉学長,滝澤病院)
3.老年期うつ病の精神病理と精神療法
演 者:上瀬 大樹((公財)神経研究所附属晴和病院)
4.老年期パラノイア者の精神療法
演 者:大原 一幸(大原こころのクリニック)
5.老年期不安障害・心気障害への精神療法
演 者:中村  敬(東京慈恵会医科大学附属第三病院精神神経科)
6.高齢者の幻覚・妄想の精神病理と精神療法
演 者:古茶 大樹(慶應義塾大学医学部精神・神経科)
6月14日(日)13:15〜16:15 老年精神第2会場(展示ホールB内)
シンポジウム6「認知症治療薬の開発試験における本人同意をめぐって」
座 長:角  徳文(香川大学医学部精神神経医学講座) ,三村  將(慶應義塾大学医学部精神神経科学教室)
副作用のリスクの高い治験薬や長期のプラセボ服用を要する開発試験などでは,より重要な課題となる本人同意の位置付けや同意能力評価について議論していただきます.
1.認知症高齢者の医療同意と治験同意に関わる課題
演 者:成本  迅(京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学)
2.先進医療「家族性アルツハイマー病の遺伝子診断」の経験から考える;有益性と問題点,今後の課題について
演 者:山本 泰司(神戸大学医学部精神科神経科(認知症疾患医療センター))
3.認知症高齢者の同意能力評価;一般治療同意と治験参加同意の違い
演 者:北村 俊則(北村メンタルヘルス研究所,名古屋大学大学院医学系研究科精神医学・親と子どもの診療学分野)
4.ヒトを被験者とする研究倫理の基礎と,認知症研究における倫理的論点
演 者:箕岡 真子(東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野,箕岡医院)
5.臨床試験における本人の同意の法的意義
演 者:赤沼 康弘(赤沼法律事務所)
6月13日(土)9:00〜11:30 老年精神第1会場(展示ホールB内)
合同シンポジウム「認知症の人の暮らしを支える地域包括ケアシステムをめざして」 (日本老年看護学会合同プログラム)
座 長:粟田 主一(東京都健康長寿医療センター研究所),諏訪さゆり(千葉大学大学院看護学研究科地域看護学講座訪問看護学研究分野)
1.精神障害を抱える人の親の高齢化という視点から
演 者:井藤 佳恵(東京都健康長寿医療センター研究所)
2.認知症の人を支える医療
演 者:西田 伸一((医・社)梟杜会西田医院)
3.認知症の人の暮らしを支える看護;ナレッジマネジメント拠点形成と地域への貢献
演 者:當山 房子(有限会社福祉ネットワーク・やえやま)
4.認知症の人の暮らしを支える介護とリハビリテーション
演 者:谷川 良博(広島都市学園大学リハビリテーション学科)
5.認知症の暮らしを支える住まいと生活支援
演 者:高橋 紘士((一財)高齢者住宅財団)
その他プログラムのご案内
■一般演題(口頭発表) ※項目クリックで詳細
6月13日(土) 09:10〜10:10 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 検査
6月13日(土) 10:15〜11:03 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 心理学・神経心理@
6月13日(土) 13:15〜14:03 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 心理学・神経心理A
6月13日(土) 14:08〜15:08 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 神経病理・遺伝学
6月14日(日) 09:40〜10:40 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 疫学
6月14日(日) 10:45〜11:33 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 薬物療法
6月14日(日) 13:15〜14:15 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 症候学
6月14日(日) 14:20〜15:20 老年精神第3会場(展示ホール B 内) 地域医療
■一般演題(ポスター発表) ※項目クリックで詳細
6月13日(土) 09:10〜10:00 ポスター会場(展示ホール A) 疫学
6月13日(土) 10:00〜10:50 ポスター会場(展示ホール A) 症候学@
6月13日(土) 10:50〜11:30 ポスター会場(展示ホール A) 症候学A
6月13日(土) 13:10〜14:00 ポスター会場(展示ホール A) 心理学・神経心理
6月13日(土) 14:00〜14:50 ポスター会場(展示ホール A) 家族支援・福祉
6月13日(土) 14:50〜15:40 ポスター会場(展示ホール A) 地域医療
6月14日(日) 09:40〜10:30 ポスター会場(展示ホール A) 診断
6月14日(日) 10:30〜11:10 ポスター会場(展示ホール A) 検査@
6月14日(日) 11:10〜11:50 ポスター会場(展示ホール A) 検査A
6月14日(日) 13:10〜14:10 ポスター会場(展示ホール A) 薬物療法
6月14日(日) 14:10〜14:50 ポスター会場(展示ホール A) 非薬物療法・ケア
6月14日(日) 15:00〜16:00 ポスター会場(展示ホール A) 医療施設・その他
■ランチョンセミナー1〜9※整理券制
簡易な神経所見のとり方実践講座 ※事前申込制
会議等のご案内
■総会(6月13日17時30分〜18時30分,予定)
■評議員会(6月13日8時〜9時,予定)
■7学会合同懇親会(6月12日19時〜21時,予定)
 
 
※当日のプログラムと異なる場合がございます.当日のプログラムは,抄録集(老年精神医学雑誌26巻増刊号−U)でご確認ください.