Vol.24-12 前頭側頭葉変性症と類縁疾患の基礎と臨床
前頭側頭葉変性症の分類と診断体系 福原竜治,池田 学
前頭側頭型認知症(ピック病)の臨床症状 荻原朋美,天野直二
進行性非流暢性/失文法性失語症の臨床症状 船山道隆,加藤元一郎
意味性認知症の臨床症状;BPSDとその対応を中心に 小森憲治郎ほか
大脳皮質基底核変性症の臨床症状 妹尾晴夫,堀口 淳
進行性核上性麻痺の臨床病理学的多様性について 谷内弘道,千葉 茂
タウの分子病理と前頭側頭葉変性症 田中稔久,武田雅俊
前頭側頭葉変性症における異常タンパク(TDP-43,FUS)蓄積 辻 浩史ほか
C9orf72遺伝子GGGGCCリピートに由来するジペプチドリピートタンパクの異常沈着メカニズム 森 康治
Vol.24-11 認知症の介護をめぐって
認知症介護者のメンタルヘルス;認知症介護者のグループ療法の実践 杉山秀樹ほか
高齢者介護事業所におけるケアワーカーのメンタルヘルスの現状と課題 結城拓也
独居あるいは高齢夫婦世帯で迎える認知症;近隣トラブルを通した考察 井藤佳恵
生活障害の介護 中間浩一
BPSDの介護 堀 宏治ほか
ターミナル期の介護 北川公子,菅原峰子
認知症診療における介護へのアプローチ 西村敏樹
Vol.24-10 認知症国家戦略
英国の認知症国家戦略 西田淳志,新川祐利
フランスの認知症国家戦略 近藤伸介
オランダの認知症国家戦略;地域に根ざした利用者本位のケアに向けて 堀田聰子
デンマークにおける「認知症国家行動計画」 松岡洋子
オーストラリアの認知症国家戦略 鐘ヶ江寿美子
わが国の認知症施策をどうみるか 本間 昭
わが国の認知症国家戦略はどうあるべきか 松下正明
Vol.24-9 オレンジプランと地域からの挑戦
限界社会と老年精神医学 深津 亮,原 祐子
わが国人口の趨勢と見通し;高齢者に焦点をあてて 阿藤 誠
認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)の概要 三浦正樹
認知症早期支援体制;とくにアウトリーチ(訪問型ケア)の課題 粟田主一
「2012京都文書」と京都式認知症ケア 森 俊夫
地域からの発想;熊本モデル 田中優子ほか
地域の実践;北海道・中空知地域における地域連携の取組み 内海久美子
Vol.24-8 認知症者に向精神薬をどのように使うのか
認知症高齢者の薬物療法;課題と対応 石井伸弥,秋下雅弘
認知症における抗精神病薬の使い方 千葉 茂
認知症高齢者に抗不安薬は有効か 深津 亮ほか
認知症高齢者に睡眠薬をどのように用いるか 工藤 喬
認知症高齢者にいかに抗うつ薬を用いるべきか 楯林義孝
認知症に対する漢方薬治療 長濱道治ほか
アルツハイマー病治療薬の最近の話題 羽生春夫
Vol.24-7 認知症の診断・治療における心理アセスメントの役割;心理検査,行動観察,面接による評価
認知症の診断・治療における心理アセスメントの役割 松田 修
プライマリ・ケア医の認知症診断に役立つ認知機能アセスメント 浦上克哉
変性性認知症の鑑別および早期発見における神経心理検査の役割 村山憲男ほか
認知症介護における心理アセスメントの役割 加藤伸司
介護家族の理解と支援における心理アセスメントの役割 無藤清子
介入効果評価における心理アセスメントの役割 本間 昭,中村 祐
精神鑑定における心理検査の役割 斎藤正彦
Vol.24-6 認知症医療・ケアにおける人権問題の諸相
介護サービスにおける認知症高齢者の権利擁護をめぐるジレンマ;ソーシャルワーク実践との接点からの考察 鵜浦直子
介護サービスと訴訟リスク 横田 一
医療サービスにおける認知症の本人にかかわる人権とジレンマ 水野 裕
認知機能が不十分な高齢者の医療と訴訟リスク 長野展久
認知症患者の人権と介護家族のケア 新里和弘
若年性認知症患者の就労支援と同僚のストレスケア 斎藤正彦,宮本典子
Vol.24-5 老年精神医学領域におけるエビデンスを再考する
EBM概念によりもたらされた変化 鳥井勝義ほか
T.エビデンスに基づく薬物治療
抗認知症薬のエビデンス 柴田展人,新井平伊
向精神薬のエビデンス 角 徳文,繁田雅弘
漢方薬治療のエビデンス 久永明人,水上勝義
U.エビデンスに基づく非薬物療法
電気けいれん療法のエビデンス;施行方法が効果と安全性を決める 上田 諭
認知行動療法のエビデンス 川口彰子,渡辺範雄
認知トレーニングのエビデンス 松田 修
Vol.24-4 血管性認知症;Update
血管性認知症概念の歴史的変遷 松下正明
血管性認知症の疫学 清原 裕
血管性認知症の分子生物学と治療薬の開発 冨本秀和
血管性認知症の診断基準と基本的なタイプ 高野大樹,長田 乾
アルツハイマー型認知症に伴う脳血管障害 橋本 衛
血管性認知症の地域リハビリテーション 中村 馨ほか
Vol.24-3 老年精神医学と神経症候
言語,とくに構音障害 尾昌樹,三村 將
眼球運動 内藤 寛
姿勢と動作 吉澤利弘
不随意運動 石渡明子
筋萎縮・筋力低下 遠藤寿子,中島 孝
筋緊張 藤本健一
歩行 涌谷陽介
Vol.24-2 アルツハイマー病診断のバイオマーカー;最近の進歩
血液・CSF中のアミロイドタンパクとタウタンパクおよびリン酸化タウ 瓦林 毅,東海林幹夫
アミロイドカスケードの異常を反映するAβ42サロゲートマーカーAPL1β28 大河内正康ほか
炎症性マーカー;サイトカイン,ケモカインを中心に 里村恵美ほか
酸化ストレスマーカー 布村明彦,玉置寿男
遺伝子マーカー;APOEとTOMM40を中心に 近江 翼,工藤 喬
形態MRI,脳血流SPECTおよび糖代謝FDG-PET 伊藤健吾,加藤隆司
アルツハイマー病におけるアミロイドと,タウのイメージング 丸山将浩ほか
機能的MRIや拡散強調MRIを用いたアルツハイマー病のバイオマーカー 麻生俊彦,福山秀直
Vol.24-1 健やかに老いる;生涯現役としての高齢者
自らを寿げる老いに向けてのパラダイムシフト 白波瀬丈一郎
高齢社会における希望の醸成 熊本圭吾,荒井由美子
高齢者の脳 尾昌樹,村山繁雄
漢方からみた加齢 山田和男
百寿者の医生物学的側面と心理的側面 広瀬信義,権藤恭之
老いゆくことと死生観をもつこと 島薗 進