Vol.28-12 認知症の非薬物療法;心理的アプローチを中心に
認知症に対する非薬物療法の現状と課題;BPSDの予防と治療を中心に 松田 修
認知症に対する心理的アプローチの重要性 加藤伸司
心理的介入研究の妥当性の向上のために 南風原朝和
認知症高齢者に対する回想法 黒川由紀子
認知症高齢者に対する認知活性化療法 山中克夫
認知症高齢者に対するリアリティ・オリエンテーション 若松直樹
認知症高齢者の不適応行動に対する応用行動分析学的介入 宮 裕昭
認知症高齢者に対する音楽療法 岩永 誠
認知症の人と家族に対する心理教育 松本一生
Vol.28-11 高齢者の反社会的行動
高齢者の反社会的行動をめぐって;高齢受刑者の増加問題を中心に 野村俊明
高齢者の犯罪;刑事法の観点から 太田達也
高齢者の犯罪;精神科医の立場から 五十嵐禎人
高齢者にみられる迷惑行為 樫村正美
高齢者の反社会性パーソナリティ障害 林 直樹
高齢者の刑事責任能力 村松太郎
高齢者の反社会的行為とその処遇 原 祐子ほか
Vol.28-10 わが国で行われている認知症に対する多施設共同調査・研究Up to date
オレンジレジストリ;MCIレジストリを中心として 櫻井 孝ほか
FTLDレジストリ 池田 学ほか
認知症ケアレジストリ研究;BPSDスポット調査を中心に 中村考一
J-ADNIとその後継研究 岩田 淳,岩坪 威
DIAN研究 嶋田裕之,森  啓
軽度認知障害患者に対するシロスタゾール療法の臨床効果ならびに安全性に関する医師主導治験(COMCID試験) 猪原匡史ほか
特発性正常圧水頭症における症状改善のための臨床研究;アルツハイマー病理が疑われる患者に対するシャント術の有効性・安全性に関して―(SINPHONI-3) 末廣 聖,數井裕光
認知症ちえのわnet 佐藤俊介,數井裕光
Vol.28-9 認知症とADL
ADL(activities of daily living)と認知症 村井千賀,新美芳樹
認知症の診断基準とADL 池田 学
ADL評価尺度について 北村 立
高齢者のADLの特徴 田平隆行
アルツハイマー病患者のADL障害 堀田 牧ほか
レビー小体型認知症とADL 田中 響
前頭側頭葉変性症とADL 石川智久
血管性認知症とADL 吉浦和宏,橋本 衛
一次判定方法へのADL調査項目の関与と要介護度とADLの関係性 川越雅弘
多職種協働のADL支援;在宅におけるADL指導・地域社会におけるADL指導
 在宅作業療法の方向性 村田美希
 地域資源を活用する作業療法の可能性 小川敬之
 先駆的事例 村井千賀ほか
Vol.28-8 高齢化する精神科臨床場面
T.医療環境としての精神障害者の高齢化
 精神障害者の高齢化対策に寄与する医療政策のあり方 河原和夫
 精神科医療現場での精神障害者の高齢化 竹林裕直,白石弘巳
 高齢になっても地域で暮らしたい;やどかりの里の実践から 増田一世
U.各精神科医療場面における高齢化の実態
 精神科単科病院における高齢化問題 菊本弘次
 総合病院精神科における高齢化問題 鈴木一浩,天野直二
 高齢化社会における精神科クリニックの可能性 大西 守
 精神科救急場面における高齢化問題 澁谷孝之
 医療観察法下における高齢化問題 八木 深
V.疾患特異性の高齢化問題/b>
 統合失調症患者の高齢化に関する問題 新村秀人
 気分障害患者の高齢化問題ないしは高齢者の気分障害 深津 亮,原 祐子
 老年期におけるパーソナリティ障害の臨床的検討 林 直樹
 アルコール依存症患者の高齢化の問題 遠山朋海,樋口 進
Vol.28-7 認知症の発症,病状進行,治療反応性に関与するさまざまな因子
アルツハイマー病の発症にかかわる因子とその治療の可能性 齊藤 聡,猪原匡史
血管性認知症の発症・進行予防,治療反応性 山ア貴史
レビー小体型認知症の疫学,予後および治療 小田陽彦
前頭側頭葉変性症のリスクファクター 本田和揮,橋本 衛
特発性正常圧水頭症の発症,病状進行,治療反応性にかかわる諸因子 松本拓也,數井裕光
進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症,嗜銀顆粒病 寺田整司
久山町研究からみた認知症の危険因子・防御因子 清原 裕
アルツハイマー病の遺伝学的リスク 宮下哲典ほか
Vol.28-6 “失敗”から学んだこと;認知症診療実践の振り返り
特集にあたって 繁田雅弘
認知症の臨床;初期診断の誤りから学ぶ 松田 実
レビー小体型認知症のBPSDのマネジメントの困難症例 太田一実,井関栄三
数年の経過を経てレビー小体型認知症の診断に至った若年性認知症の1例 小田原俊成
The gas-light phenomenonの経験;診断書作成に際して 角 徳文
認知症の人の自動車運転に関連する支援の失敗から 上村直人
かかりつけ医・認知症サポート医との連携における失敗から学んだこと 田久保秀樹,鈴木謙一
虐待のあった症例の失敗に学ぶこと 竹内真弓
認知症作業療法における失敗とリカバリー 上城憲司
地域連携型認知症疾患医療センターにおけるソーシャルワーカー介入ケースの特徴と失敗 近藤康寛,阿部哲夫
薬物療法の失敗から;抗認知症薬投与により重篤な副作用を呈した2症例 稲村圭亮
認知症治療病棟におけるマネジメントの失敗から 互 健二
認知症の人の合併身体疾患のコントロールの失敗から 英 裕雄
顕著な前頭葉症状がみられる一方,他者への配慮がみられた一例 谷向 知ほか
認知症の人の自死(自殺)から学ぶこと 松本一生
認知機能低下のある人はなにを求めて受診をするのか 神戸泰紀
Vol.28-5 Dementia Friendly Communityとはなにか
エイジズムから尊厳に満ちた地域社会へ;Butler RNの業績と3A(Ageism,Abuse,Annihilation)現象 松下正明
Dementia Friendly Communityの理念と世界の動き 粟田主一
認知症フレンドシップクラブ 徳田雄人
認知症とともに,よりよく生きる;認知症と,どう付き合うか.人と,どう付き合うか 水谷佳子
Dementia Friendly Social-Resourcesの創生 小川敬之ほか
Dementia Friendly Community(認知症にやさしい社会)は,私たち一人ひとりのなかにある 早田雅美
認知症の人にやさしいまちの実現に向けて;宇治市の試み 川北雄一郎
宮城県仙台市の経験 山崎英樹
就労支援と自立支援とこれから 前田隆行
Vol.28-4 認知症と睡眠をめぐって
加齢に伴う睡眠構造の変化 山寺 亘
高齢者の睡眠障害 三島和夫
認知症の危険因子としての睡眠障害 森 崇洋,角 徳文
睡眠薬は認知症の危険因子か? 田ヶ谷浩邦ほか
睡眠薬による認知症類似状態 堀口 淳
アルツハイマー病における睡眠障害とその対応 足立浩祥
レビー小体型認知症の睡眠障害 水上勝義
Vol.28-3 核家族,低所得高齢者のケースワーク
家族支援を期待できない低所得高齢者世帯に対する社会政策 齋藤正彦
核家族・低所得高齢者のケアマネジメント 畑 亮輔
家族介護力の欠如と経済的困難を抱える認知症高齢者の医療サービスマネジメント 井藤佳恵
地域包括支援センターの機能,現状と展望;サービス利用に拒否的な高齢者への支援に焦点をあてて 福島喜代子
日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業),成年後見制度 平田 厚
自己決定論を超えて;人格主義倫理学の立場から 秋葉悦子
Vol.28-2 認知症の生物学的研究―Update
アミロイド蓄積とタウタンパク,タウオパチーに関する最近の知見 田中稔久
シヌクレイノパチー,TDP-43プロテイノパチー,およびポリグルタミン病 東 晋二,新井哲明
神経変性疾患におけるプリオン様伝播 樽谷愛理ほか
認知症の血管性要因 長田 乾ほか
神経炎症;アルツハイマー病の病態生理を中心に 門司 晃
認知症と小胞体(ER)ストレス応答 赤嶺祥真,工藤 喬
認知症における酸化ストレスの役割 布村明彦,玉置寿男
Vol.28-1 知的活動と認知機能
高齢者の知的活動とその影響 松田 修
脳予備能と認知予備能 品川俊一郎
知的活動と脳の関連 橋本照男,川島隆太
地域高齢者に対する認知的介入 佐久間尚子
知的活動による認知症の予防 山上徹也,山口晴保
知的活動による認知症の進行抑制 朝田 隆
高齢者や認知症の人が知的活動を継続するには 繁田雅弘