定 価540円
(本体500円+税8%)

絶版

施設スタッフと家族のための認知症の理解と家族支援方法

加藤伸司,矢吹知之/編著

体 裁
B5判 42頁
刊行日
2009年5月20日
ISBN
9784863510135
内容紹介
 認知症の人を介護する家族にも,家族自身の生活があります.介護が生活の中心になってしまい,家族自身の生活を犠牲にしてしまうような状況では,虐待が起こりやすくなるのはいうまでもありません.このような状況は,介護する人にとっても,介護される人にとってもお互いに不幸なことといえるでしょう.認知症の介護家族を支援することの重要性は指摘されていても,実際問題としてどのように支えていけばよいのかは,非常に難しい問題です.
 この本では,まず認知症の人自身と介護家族のかかえる問題を理解し,家族支援を行ううえでの視点とその具体的方法を示しています.また実践事例では,比較的ありがちな事例を提示し,家族支援を考えるうえでのワンポイントアドバイスを載せています.いま家族支援で悩んでいるならば,今日から実行してみてはいかがでしょう.    〜 序文より抜粋 〜

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目次
1 認知症の理解
1. 認知症介護の歴史とこれからのケア
2. 認知症の人の心理
3. 認知症の原因疾患とBPSD
4. BPSDの理解と対応
2 在宅介護の実態と介護家族の理解
1. 在宅介護の実態
2. 介護家族のストレスと負担感
3. 家族の想いと家族支援
4. 家族の想いを知るために
3 家族支援と具体的対応方法
1. 通所サービスと家族支援
2. 介護家族のサインを読み取る
3. 介護家族からのさまざまなメッセージ
4. 60秒間のコミュニケーション(1)
5. 60秒間のコミュニケーション(2)
6. 家族支援と社会資源の活用
4 対応実践事例
事例1 家族が何も話をしようとしない
事例2 施設入所か在宅か迷っている
事例3 ご飯を食べようとしないと家族が悩んでいる
事例4 サービスの利用を嫌がっている
事例5 介護のこの先が不安
事例6 ダメなのは分かっているんだけど辛くあたってしまう(叩いてしまう)
事例7 デイの入浴中に利用者の体にアザをみつけた 事例8 着替えをしていないようだ
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