認知症ケアのためのケアマネジメント
2018年4月中旬 改訂予定
日本認知症ケア学会/監修 本間昭/編著
認知症の人のためのケアマネジメントはなにが違うのか…?どこが違うのか…?
本書は認知症ケアのプロが考えなければならないケアマネジメントとはなにか,
またなにをアセスメントしなければならないかを記しています.
体 裁
A5判 247頁
刊行日
2008年10月1日
ISBN
9784863510036
内容紹介
認知症のケアマネジメントでは,本人のニーズをいかに捉えることができるかがすべてといっても過言ではないであろう.ニーズの考え方や定義はさまざまであり,認知症といっても,一概にくくることはできないが,少なくとも本人が適切に意思表示できにくいという大前提を常に頭においておく必要がある.だからこそ共通の視点をもつことが重要なのである……つまり,アセスメントとはスタッフが共通の物差しで対象者を判断するための手段なのである.(編者「はしがき」より)
執筆者一覧 ※所属は掲載当時
池田 学 熊本大学大学院医学薬学研究部
- 内出 幸美 社会福祉法人典入会グループホーム「ひまわり」
- 加藤 伸司 東北福祉大学総合福祉学部
- 黒崎 友子 医療法人北斗会
- 白澤 政和 大阪市立大学大学院生活科学研究科
- 諏訪さゆり 社会福祉法人浴風会認知症介護研究・研修東京センター
- 得居みのり 医療法人財団姫路聖マリア会総合病院姫路聖マリア病院
- 荻野 悦子 北海道医療大学看護福祉学部
- 林田 俊弘 NPO法人ミニケアホームきみさんち
- 松浦美知代 医療法人財団青山会介護老人保健施設なのはな苑
- 山田 圭子 前橋市地域包括支援センター
- 六角 僚子 認知症ケア研究所
- 若松 幸子 ホームケアサポートひたち
目次
- 第1章 認知症の人のためのケアマネジメント
- 第2章 認知症の人のためのアセスメントとはなにか
- 第3章 認知症の診断と治療
- 第4章 認知症の原因疾患別特徴
- 第5章 認知症の人に用いられるアセスメントツール
- 第6章 認知症の人のアセスメントとケアプランに活かす ICF の考え方
- 第7章 アセスメントからケアプラン作成へ
- 第8章 認知症ケアの事例
- 第8-1章 レビー小体型認知症への早期介入事例
- 第8-2章 認知症の夫婦の在宅生活を継続支援する事例
- 第8-3章 支援体制を整え BPSD と糖尿病を安定させた事例
- 第8-4章 「いままでどおりの生活」が実現した事例
- 第8-5章 グループホームで人間関係の再構築を行えた事例
- 第8-6章 グループホームでのターミナルケア事例
関連書籍
- 認知症ケアにおける倫理
- 介護関係者のためのチームアプローチ