Q&A 痴呆介護の100か条 014〜017 |
痴呆症と診断されたとき |
病院での説明を聞く場合は、関係者全員で | |
病院では初診の後、検査を受け、検査結果が出そろったところで診断や今後の見通しを聞くことになります。本人にもできる限り正確な情報を伝え、本人の希望が介護に生かせるようにします。本人がすでに理解力を失っているときは、実際に介護に携わる人だけでなく、関係する人がそろって医者から説明を聞くようにしましょう。子どもが多い場合など、1人だけが医者の話を聞いて、後で他の兄弟に伝えるというケースを時々見かけますが、情報が途中で混乱し、後々、介護している人のやり方に、他の兄弟が不満をもったり、介護にかかる経費負担や遺産の相続などで、思いがけない家族間のトラブルを引き起こす原因となったりすることがあります。伝言ゲームは間違いのもとです。 |