プログラム

6月12日(土) 第1日目 6月13日(日) 第2日目

6月12日(土)~6月13日(日)

大会長講演
大会長講演
演者:近藤克則(国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター,千葉大学予防医学センター)
シンポジウム
シンポジウム
ソーシャル・キャピタルと高齢者のwell-being(幸福・健康)
座長:稲葉陽二(日本大学法学部),佐藤嘉倫(東北大学)
「ソーシャル・キャピタルと高齢者のwell-being JAGES(日本老年学的評価研究)からの知見(仮)」
演者:相田 潤(東京医科歯科大学)
「高齢期における社会的ネットワーク:ソーシャル・サポートと社会的孤立の構造と変動(仮)」
演者:中田知生(北星学園大学)
「多世代共生社会に向けた高齢者とソーシャル・キャピタル(仮)」
演者:藤原佳典(東京都健康長寿医療センター研究所)
「計量社会学からみたソーシャル・キャピタルと幸福(仮)」
演者:佐藤嘉倫(東北大学)
「AIとコロナ禍は高齢者のソーシャル・キャピタルをどう変えたのか(仮)」
演者:稲葉陽二(日本大学法学部)
要旨
ソーシャル・キャピタル,特に,社会参加に関連したネットワークなどの構造的なソーシャル・キャピタルは高齢者の心と身体の健康と関連しており,信頼や規範などの認知的なソーシャル・キャピタルは幸福感との関連も示唆されている.また,AIの社会実装がコロナ禍で一層促進されているが,これはソーシャル・キャピタルの大きな変化をもたらし,高齢者のwell-beingにも影響する可能性がある.本シンポジウムでは,ソーシャル・キャピタルと高齢者のwell-being との関連について,過去の知見を整理するとともに,コロナ禍とAIの社会実装が高齢者のwell-beingにどのような影響が有り得るかを,社会学,社会疫学に経済学からの知見も加えて論じる.
教育講演
教育講演
混合研究法(仮題)
演者:尾島 俊之(浜松医科大学健康社会医学講座)
要旨
混合研究法とは,量的アプローチと質的アプローチを統合することにより,それぞれのアプローチを超えた理解が得られる研究法である.量的データは,内容の詳細がわからない,想定した項目の状況しかわからないという限界が,質的データは,その項目の頻度や定量的な性質がわからない,因果関係の検証は難しいという限界がある.そこで,混合研究法により,それぞれの限界を補い合うことができ,老年社会科学の展開に有用と考えられる.混合研究法の基礎知識と応用について解説する.
教育講演
教育講演
実践家参画型で進める形成的評価研究の方法
演者:大島 巌(日本社会事業大学)
要旨
社会課題解決のために有効で,エビデンスに基づく社会プログラムを形成・発展させることは,こんにち喫緊の課題と言えます.しかしながら,そのような効果的プログラムモデルを構築し,EBPプログラムへと発展させる有効な形成的評価の方法論は,これまで世界的に未確立でした.これに対して私たちは,実践現場を基盤にボトムアップ型でさまざまな関係者が参画し,協働でEBP効果モデルを形成する方法論「CD-TEP法」を開発しました.この教育講演では,この方法論を紹介すると共に,老年社会科学領域の研究で活用するための方法を概説します.