日本老年看護学会第22回学術集会

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挨拶

謹啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます.日本老年看護学会の活動に関しましては,平素より多大なるご支援を賜り心より御礼申し上げます.
 
さて,平成29年6月14日(水)~16日(金)に第22回学術集会を名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)において開催することとなりました.本学術集会は,第30回日本老年学会として,7学会合同(日本老年医学会,日本老年社会学会,日本基礎老化学会,日本老年歯科医学会,日本老年精神医学会,日本ケアマネジメント学会,日本老年看護学会)にて開催いたします.
 
本学術集会のテーマは,合同学会「“治し支える医療”へ向けて、医学と社会の大転換を”」に基づき、「超高齢社会における看護のパラダイムの転換:最期まで輝く人生を支援するために」としました.世界に先駆けて超高齢社会となったわが国においては,従来の急性期疾患を対象とした救命・延命・治癒・社復帰を目的とした医療から、慢性期疾患の多い高齢者を地域全体で治し支える医療への大変換が求められています。 これらの変革は老年看護学においても、最期まで輝く人生を支援するために変革が求められています。治し支える医療を創成する一員として,なにを発信すべきか,またどのように貢献していくのか,について考えてみたいと思います.なお、特別講演では、高齢者の尊厳を守る上で欠かせないパーソン・センタード・ケアの第一人者ドーン・ブルッカー氏(ウースター大学認知症学部 学部長)をはじめ、認知症の人の意思決定の課題などパラダイムの転換に向けてのシンポジウムを企画しております。
 
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
日本老年看護学会 第22回学術集会
学術集会長 鈴木みずえ(浜松医科大学)