わたし「認知症」だと言われてしまいました
藤本直規・奥村典子/著
体 裁
A5判 72頁
刊行日
2016年4月15日
ISBN
9784863511118
内容紹介
『わたし「認知症」だと
言われてしまいました』という、なんとも衝撃的なタイトルをつけました。
この将来を閉ざしてしまうようなタイトルですが、ここには、しっかりと
わが身に起きた事実を認識し、そして、
諦めずに覚悟をもって明日に向かって生きるという切実な願いが
込められています。
そのための一助として、本書を役立ててください。
目次
- はじめにの言葉にかえて
- この認知症という病気を知らなければいけません
- あなたから医師や支援者と向き合ってください
- この病気は残念ながら治らないのです
- 何度も同じことを聞いたり,話したりしているのです
- 日付や時間,場所がわからなくなっているのです
- 意欲的に段取りよく動けていないのです
- 生活の基本的な行為がしづらくなっているのです
- 見え方が変わっているのです
- 言葉が出づらくなったり,違う言葉で話したりしてしまうのです
- 心も体も日によって調子が変わっているのです
- 見えないものが見えているのはあなただけなのです
- だれかが盗ったのではないのです.ほとんどの場合,あなたがどこかへ片づけているのです
- 道に迷うことがあるかもしれません
- 人に手をあげたり,ひどい口調で言葉を言い放ったりするかもしれません
- 身体にいろいろな変調を感じると思います
- 自宅にいながら,家に帰りたいと思うことがあります
- 毎日介護をされててもだれかがわかりません
- いろんなものを集めたり,ほしいものを我慢することができません
- 汚れた物を隠したりします
- 毎日同じ時間に同じような行動を繰り返すことがあります
- あなたのなにかが悪いから認知症になったのではありません
- 認知症になってもできることはたくさんあります
- 工夫次第で何とかできます
- これから先もあなたは生きていくのです
- ご家族の気持ちを理解します
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