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認知症高齢者への食支援と口腔ケア

平野 浩彦/編著
枝広あや子,野原 幹司,坂本まゆみ/著




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体 裁
A5判 90頁
刊行日
2014年5月
ISBN
9784863510746
内容紹介
認知症の人への食支援と口腔ケアに関する研究はまだ始まったばかりですが、本書に記してある内容は、経験に基づいた実践的な内容です。
とくに変性疾患を原因とした認知症の場合、病状の進行を意識するとともに、緩和ケアの視点を含んだケアマネジメントが求められます。
「食べられなくなったらどうする」だけでなく「食べてもらうためにはどうする」の視点をもってケアをすることが、認知症の人への円滑な栄養マネジメントにつながるのです。
著者紹介 (2014/5 現在)
平野 浩彦 
東京都健康長寿医療センター研究所
枝広あや子 
東京都豊島区歯科医師会あぜりあ歯科診療所/東京都健康長寿医療センター研究所
野原 幹司 
大阪大学歯学部付属病院顎口腔機能治療部
坂本まゆみ 
高知学園短期大学医療衛生学科歯科衛生専攻
目 次
第1章 認知症の人の円滑な食支援・口腔のケアを行うために
T.はじめに
U.認知症の原因疾患を意識する
V. 認知症の進行とともになにが起こるか
W.認知症を含む非がん疾患の緩和ケアの動向
X.終末期へのビジョンから認知症の食支援を考える
Y.認知症の人への円滑な栄養マネジメントを行うためには
Z.おわりに
第2章 変性性認知症高齢者への食支援
T.変性性認知症の食時行動変化の概要
1.進行する疾患としての変性性認知症
2.食物の認知過程と処理過程
3.変性性認知症の食行動アセスメント
4.嗅覚・味覚・知覚の食事に対する影響
U.アルツハイマー型認知症(AD)
1.ADの進行と機能障害の出現;「環境とのかかわりの障害」と「身体機能障害」
2.具体的な摂食・嚥下障害への支援の提案
V.レビー小体型認知症(DLB)
1.DLBの摂食・嚥下障害;視空間認知障害と錐体外路症状
2.DLBの食事観察ポイントと支援の例
W.前頭側頭型認知症(FTD)
1.FTDの特徴的な食行動障害
2.食行動変化と異食
3.FTDの食事観察ポイントと支援の例;窒息リスクと利用者間トラブルの対応
X.ま と め
第3章 認知症高齢者の摂食・嚥下リハビリテーションのポイント ―アルツハイマー型認知症と血管性認知症の相違―
T.はじめに
U.アルツハイマー型認知症と血管性認知症
1.アルツハイマー型認知症の食支援
2.血管性認知症の食支援
V.おわりに
第4章 認知症高齢者・要介護高齢者への口腔ケア
T.歯磨きのむずかしさと効果
U.口腔ケアの基本
V.主な困り事に対する口腔ケア方法
1.ケース@:セルフケアする能力はあるが歯磨きの手順が分からない・動作が起きない
2.ケースA:口を開けない
3.ケースB:口腔乾燥
4.ケースC:口が開きにくい
5.ケースD:舌でケア用具を押し出す
6.ケースE:舌苔がつきやすい・とれにくい
7.その他:口腔観察のポイントとケア用具の選択
W.おわりに
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