認知症の人の心理と対応
小林敏子・福永知子/著
あなたが変わらなければ、介護は変わりません。
認知症とは何か、どのように対応すればよいか、いまの方法でよいか・・・
介護に疑問はつきものです。この本には問題解決のヒントが詰まっています。
★2016年2月20日に改訂版が発売されました
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体 裁
A5判 216頁
刊行日
2009年10月20日
ISBN
9784863510180
内容紹介
本書は医療と福祉の現場で,認知症の初期から亡くなられるまでの長い期間を共に歩むことができた著者らが,
多くの症例を通じて教えられたことをまとめたものです.認知症のケアをむずかしいものとする行動・心理症状とそれらへの対応の仕方について,
多くのページを割きました.また,認知症の進行とともにみられる病態像の変化や介護にあたっている人びとの思いについて記述するとともに,
的確なアセスメントに有用な心理テストおよび精神機能評価尺度などの解説にも多くのページを使用しました.(著者「まえがき」より)
目次
- 第1章 正常加齢にみられる高齢者の心理
- I.高齢者にみられる心身の変化
- II.初老期,高齢期にみられる心理特性
- 第2章 認知症の人にみられる一般的特性
- T.認知症(痴呆)の診断基準と種類
- U.認知症の人にみられる認知機能障害と日常生活機能の障害
- V.認知症の人にみられる感情障害と意欲障害
- W.認知症の人にみられる性格変化
- 第3章 認知症の人にみられる行動・心理症状とその対応
- I.認知症の経過と随伴する行動・心理症状(BPSD)
- U.種々の行動・心理症状への対応
- 第4章 認知症の人の介護はとこでどのようにされるのが望ましいか
- T.在宅介護への支援
- U.施設での認知症の人への対応と支援のあり方
- V.認知症の人の人権
- 第5章 認知症の人のケアプランのたて方
- T.認知症の人をどうとらえるか
- U.ケアを困難にしている要因と改善可能な状態像の検討
- V.なにを大切にして支援するか
- 第6章 高齢者の心理テスト
- T.心理テストのおもな目的
- U.心理テスト実施時の留意点
- V.高齢者用心理テストの種類
- W.高齢者用知能テスト
- X.臨床観察による評価法
- W.性格テスト
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