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認知症高齢者と家族へのケアマネジメント

室伏 君士/著

あなたは認知症の人たちの何を見てマネジメントをしていますか・・・?

認知症の人たちは何を考えているのでしょうか?どこを見ているのでしょうか?

何をしてほしいのでしょうか?そして、何を感じているのでしょうか・・・

もう一度考えてみてください。


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体 裁
A5判 148頁
刊行日
2009年9月10日
ISBN
9784863510173
内容紹介
マネジメントに絶対というものはないかもしれない・・・
しかし、とらえ方ひとつで多くを語れない人たちの代弁者にもよき理解者にもなれるはずです。
認知症高齢者とその家族が地域において満足のいく生活が図れるようにするケアマネジメントの仕事は、認知症対策の中心となるもので、医療は認知症に対してオールラウンドでオールマイティーのように優位的に振る舞うのでなく、謙虚にケアマネジャーの仕事に協力して、対象者のよりよいQOLの余生を図っていくことが重視される。(著者あとがきより)
目次
第1章 認知症高齢者へのケアマネジメントの前提として心得ておくべき対応の基本事項
I.はじめに
II.高齢化しあるいは認知症化して,失われてくるもの:処遇支援の目標 
 1.老年期の喪失体験と,それによる生きる不安
 2.認知症化して失ってくるもの
III.高齢者の尊厳を支えるケア:“その人らしさを注目したケア”の成り立ちと意義について
 1.“一般的なその人らしさ”について
 2.とくに“優れたその人らしさ”について
IV.認知症高齢者への心身の介護の意義と留意点
 1.日常生活動作(ADL)
 2.社会生活活動(ASL)
 
第2章 認知症高齢者の家族介護者へのケアマネジメントの問題点と留意事項
I.認知症高齢者への在宅介護の経過と問題点:初期から終末期まで
 1.認知症の起こりはじめへの不安・思案の時期
 2.高齢者の異常への対処で自助・自省の時期
 3.在宅介護の困惑・混乱から苦悩や停滞の時期
 4.在宅介護の限界的な時期
 5.在宅介護の受容・定着の時期
 6.終末期ケアの時期
 7.看取りの時期
II.認知症に伴う行動・心理症状の家族への影響と対処:処遇支援の目標
 
第3章 認知症高齢者とその家族介護者への介護生活の支援
I.認知症高齢者と家族介護者へのケアマネジメントの実際と課題
 1.ケアマネジメントの概要
 2.介護保険制度の現状と問題点
 3.認知症高齢者のケアマネジメントの目標
 4.利用者の状況のアセスメントデータの収集
 5.ケアプラン(介護サービス計画)の作成
 6.ケアプランの実施
II.認知症高齢者への成年後見法
 1.法定後見制度
 2.任意後見制度
 3.成年後見法
 4.地域福祉権利擁護事業(日常生活自立支援事業)
 5.成年後見法などの現状と問題点
III.おわりに
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