新・老化学
平井 俊策/編著
老化に関する新しい学問体系を創る!
高齢者を診療するすべての診療科の医師に老化に関する新しい学問体系をここに送ります
体 裁
A4判 350頁
刊行日
2005年12月15日
ISBN
9784948742758
内容紹介
本書は老年精神医学を専門とする著者が老化の基礎知識をまとめて理解できるようにということを目的としてかかれてあります.
しかしここには精神医学領域の医師のみならず高齢者を診療するすべての診療科の医師にとっても必要な老化の基礎知識が盛りこまれています.
老化の基礎知識から最新研究までをわかりやすく解説
・ 老化とは,その機序,老化学説とは?
・ 老化と遺伝子,酸化ストレスとの相互作用とは?
・ 細胞レベルの老化現象と個体レベルの老化現象との関連は?
・ 老化度をどう測定するのか?
・ 代表的な老年病にはどのようなものがあるか?
・ わが国における老年学・長寿科学の歴史
執筆者一覧 ※50音順 所属は掲載当時
- 荻原俊男(大阪大学大学院医学研究科加齢医学講座)
- 折茂 肇(健康科学大学)
- 佐藤秩子(愛知医科大学加齢医科学研究所)
- 鳥羽研二(杏林大学医学部高齢医学)
- 名倉 潤(愛媛大学医学部)
- 林 泰史(東京都老人医療センター)
- 平井俊策(群馬大学名誉教授)
- 松尾光芳(甲南大学理工学部生物学科・ハイテクリサーチセンター)
- 楽木宏実(大阪大学大学院医学研究科加齢医学講座)
目次
- 第1章 老化とは(平井俊策)
- 第2章 老化の機序(平井俊策)
- 第3章 老化と遺伝子(名倉 潤)
- 第4章 老化と酸化ストレス(松尾光芳)
- 第5章 細胞の老化・個体の老化(佐藤秩子)
- 第6章 老化度の測定(鳥羽研二)
- 第7章 老化と老年病(1)-神経系を中心として(平井俊策)
- 第8章 老化と老年病(2)-血管系を中心として(楽木宏美・荻原俊男)
- 第9章 老化と老年病(3)-骨・関節系を中心として(林 泰史)
- 第10章 老年学と長寿科学-日本におけるその歴史と現状(折茂 肇)
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