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本学会が日本老年学会に加入しました

2009年7月22日

理事長 中島紀恵子

 日本老年学会とは、1959年(昭和34年)に日本老年医学会と日本老年社会科学会の連合体として発足しました。その後、日本基礎老化学会、日本老年歯科医学会、日本老年精神医学会、日本ケアマネジメント学会が加盟し、現在、6つの学会から成る連合学会です。当学会活動の特徴は、1年おきに合同による日本老年学会総会及び学術学会を開催し、また様々な委員会活動を行う中で、各学会の成果を「老年学」として公開していく方向性を持っていることです。また「日本老年学会」が代表機関として国際老年会議に加入しております。
 この日本老年学会に日本老年看護学会が加入することは、本学会の成立して間もなくからの懸案のひとつでしたが、関係学会などから昨年来日本老年学会への加入を勧められる機会が増えて参りました。その背景には、今後、高齢化社会の中心がアジアに移行することが予測される中で、日本での老年学研究の充実に本学会の加入が望まれること、ならびに看護・介護に関する本学会からの発言や活動が期待されていることがあります。
 上記の経過から、昨年度末の第5回理事会、今年度の第1回理事会において協議を重ね日本老年学会への加入を決定いたしました。その後、6月に申請を行い、6月18日の日本老年学会総会において本学会の加入が認められました。
 これに伴い、本学会も2011年6月に開催される日本老年学会総会及び学術集会に参加する運びとなります。
 日本老年学会への加入は昨年度の総会でお認めいただいた「事業計画」にある「その他本学会の目的とする事業」に該当する事項ではありますが、加入の時期等に関して会員の皆様にメッセージしていなかったことですので、急ぎお知らせすることにしました。
 詳しくは今年度の札幌での総会(2009年9月27日)のときにご報告をさせていただきます。