第18回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【U 1−61】 |
痴呆スクリーニングにおけるDelayed Recall and Time Orientation Toolの有用性 |
熊本大学医学部神経精神医学講座 木村武実 松岡奈緒 石塚公子 |
【目的】痴呆の早期診断は重要であり,改訂版長谷川式簡易知能評価スケール,かなひろいテスト,Clock Drawing Test,Short Memory Questionnaireなどを用いたスクリーニングが施行されている.痴呆の最初期に遅延再生と時間見当識が障害されることから,これらを評価できるDelayed Recall and Time Orientation Tool(DRTOTO)を開発した.本研究では,DRTOTOの痴呆スクリーニングにおける有用性について検討した.
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2003/06/18 |