第18回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【U 2−34】 |
アルツハイマー病患者に対する心理-社会的介入(グループワーク)の試み(第1報);田尻プロジェクト(4) |
東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学 橋本竜作 目黒光恵 赤沼恭子 山口 智 石崎淳一 目黒謙一 介護老人福祉施設かごぼうの里 紺野佳織 鈴木 淳 大石陽子 岩手県立大学社会福祉学部福祉臨床学科 伊藤 恵 田尻町スキップセンター 石井 洋 岩手県立大学社会福祉学部福祉臨床学 野村豊子 |
【背景と目的】痴呆性高齢者に対する心理-社会的介入の効果として,異常行動の減少,認知機能の維持などが報告されている.われわれも以前AD患者へ心理-社会的介入を行い,良好な結果を得た.しかし,先行研究の多くが痴呆の原因疾患を同定していない,神経心理検査が不十分であるといった問題を含んでいる.そこで今回われわれは対象をアルツハイマー病(AD)患者に絞り,種々の神経心理検査を行い心理-社会的介入の効果について検討したので報告する.
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2003/06/18 |