第16回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【II B-13】 |
脳波関係 |
DIMENTION (Diagnosis Method of Neuro-^nnal Dysfunction)を用いた造形療法の効果判定について |
一心会伊奈病院脳神経外科・東北福祉大学感性福祉研究所 木村伸 |
【目的】われわれは,1996年2月より造形療法を用いて老人性痴呆症の治療を行ってきた.1年以上治療した患者では,Mini-Mental-State Examination(MMSe)にて年平均1.01点改善し,70%の患者の悪化予防が可能であった.今回,脳波解析からDipolarityを計測し,脳機能状態を推定するDIMENTIONを用いて,治療中の患者の脳機能解析を行い,造形療法の有効性を客観的に検討したので報告する.
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2001/06/15 |