第15回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【II B-13】 |
生化学・遺伝 |
プレセニリン1変異と高グルコース(高浸透圧)ストレスによる アポトーシス誘導について |
大阪大学大学院医学系研究科・生体統合医学神経機能医学(精神医学) 谷井久志 |
家族性アルツハイマー病の主要な原因であるプレセニリン1(PS1)遺伝子の突然変異とアポトーシスの関係については,ミトコンドリアの機能異常などさまざまな知見が報告されている.また,アルツハイマー病脳におけるIGF-1受容体の異常に関する研究に基づいて,アルツハイマー病とNIDDM(インシュリン非依存型糖尿病)の関連性を示唆する仮説なども提唱されている.そこでわれわれは高グルコース(高浸透圧)ストレスによるアポトーシス誘導に注目して,PS1変異との関係について検討を行った. |
2000/07/06 |