第15回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【UB-1】 |
診断 |
石灰沈着を伴うびまん性神経原線維変化病(Diffuse neurofibrillary tangles with calcification:
DNTC) −臨床診断ガイドラインの検討− |
岡山大学医学部精神科神経科 石津秀樹,寺田整司,原口 俊 |
【はじめに】DNTCは側頭葉優位の前頭側頭葉萎縮,基底核を中心とした脳内の石灰沈着を特徴とし,アルツハイマー病に類似のタウタンパク異常を示す疾患である.わが国特有ともいえる本疾患の病因解明には,疫学や臨床症状について詳細な検討が重要である.これまで,臨床,病理学的に診断された症例を再検討し,臨床診断ガイドラインを検討したので報告する. |
2000/07/06 |