第15回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【UA-5】 |
社会的対応 |
痴呆性高齢者の権利擁護 |
神戸大学医学部精神神経科 柿木達也,前田 潔 |
今年,民法の改正が行われ,あらたな成年後見制度がスタートする.その立法主旨は「自己決定の尊重」「残存能力の活用」「ノーマライゼーション」などの新しい理念と従来の「本人の保護」の理念との調和(法務省民事局)を目指したものである.一方,厚生省は意思能力が十分でない痴呆性高齢者,知的障害者,精神障害者などの権利を尊重し擁護するために地域福祉権利擁護事業を始めている. |
2000/07/06 |