第15回日本老年精神医学会 演題抄録 |
【TB-11】 |
治療 |
パールランド式行動障害評価表およびBEHAVE-ADによる塩酸チアプリドの有用性の検討 |
パールランド病院 濱園茂樹,有銘 工,森越ゆか,日高和吉,猪鹿倉武 |
【目的】当病院では痴呆患者の行動障害についてパールランド式行動障害評価表(パールランド式)を作成し,看護や治療の指針としている.近年Reisbergらが提唱し,朝田らにより翻訳されたBEHAVE-ADが痴呆患者の行動障害を評価・測定する尺度として注目されている.今回,脳血管性痴呆患者の行動障害に対して,塩酸チアプリド(グラマリール・)の有用性を検討したが,効果判定の一助としてパールランド式とBEHAVE-ADを使用した.その結果から両評価尺度の相関・反応性を調べ,パールランド式の妥当性を検討した. |
2000/07/05 |