◆「老年精神医学雑誌」増刊号のご案内◆
2010年Vol.21 増刊号- I



老年精神医学雑誌
第21巻増刊号−I
(通巻254号)
2010年1月31日
発行
アルツハイマー型認知症――この10年とこれから
アルツハイマー病研究会 記録
序文
アルツハイマー病研究会第10回学術シンポジウム
松下正明 5

プレナリーセッション1
アルツハイマー病診療のスキルアップを考える――この症例をどう診るか
浦上克哉,田北昌史,安田朝子,八森 淳,福井俊哉,川勝 忍,鉾石和彦,繁田雅弘 7
J-ADNIからの報告
岩坪 威 16

プレナリーセッション2
わが国におけるアルツハイマー病の10年とこれから
本間 昭 19

トラックセッション1
認知症の診断――この10年とこれから
I.特別セッション
大脳白質病変と認知症の臨床診断を考える――症例から考える
羽生春夫 24
大脳白質病変の再評価
村山繁雄,初田弘幸,足立 正,舟辺さやか,杉山美紀子,齊藤祐子 29
II.講演セッション
MRI診断の動向
松田博史 36
機能画像の進歩
篠遠 仁 42
アルツハイマー病の生化学マーカーとしてのAβ――この10年とこれから
東海林幹夫 49
タウタンパクとその他の生化学マーカー「ADの診断を中心に」
田中稔久,武田雅俊 56
TDP-43の細胞内蓄積モデルの開発
野中 隆 64

トラックセッション2
認知症診療は症候学からはじまる
I.基調講演
今,なぜ症候学か
松田 実,長濱康弘 69
認知症の症候学総論
森 悦朗 74
II.ADの症候学
ADの症候学――認知機能障害を自分で診る,自分で評価する
今村 徹 79
ADの症候学;症候学と経済被害――経済被害の観点からADの症候学を再考する
住田裕子,木之下徹 86
III.DLBの症候学
因子分析に基づくDLBの精神症状の理解
長濱康弘,松田 実 92
症例からみたDLBの症候学
橋本 衛 98
IV.FTDの症候学
FTDの症候学――映像でみるFTDの主要症候
繁信和恵 105
V.症候学に基づく治療とケア
症候学に基づく治療とケア――トラックセッションのまとめに代えて
池田 学 111

トラックセッション3
I.特別セッション
認知症の「周辺症状への対応」
薬物治療7割,非薬物治療3割
田北昌史 113
薬物治療3割,非薬物治療7割
高橋 智 117
II.講演セッション
認知症の精神症状――BPSDとその治療,対応を再考する
高橋幸男 124
認知症治療薬の新たな作用と今後の治療
下濱 俊 130
近未来の認知症治療――新たな治療レジメンを俯瞰して
中村 祐 136
III.パネルディスカッション
10年後の認知症治療はこう変わる
岩坪 威,中村 祐,下濱 俊,高橋 智 144

 



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