◆「老年精神医学雑誌」増刊号のご案内◆
2008年Vol.19 増刊号- I



老年精神医学雑誌
第19巻増刊号−I
(通巻225号)
2008年1月31日
発行
アルツハイマー型認知症の臨床的課題を再考する
アルツハイマー病研究会 記録
序文
アルツハイマー病研究会第八回学術シンポジウム
平井俊策 5

プレナリーセッション1
アルツハイマー型認知症の実地診療にかかわる課題を考える;
この症例をどうみるか(第3報)
繁田雅弘,浦上克哉,松本光央,木之下徹,坂田増弘,望月秀樹 7

プレナリーセッション2
認知症高齢者に対するメンタルケア
室伏君士 21

トラックセッション1
認知症の診断技術を再考する
;診断技術の進歩と実地医療への貢献
I. 症候学の観点で認知症診断を再考する
精神医学と神経病理学の観点から
池田研二 28
神経内科の観点から
長濱康弘 33
II. 各種診断デバイスを考える
機能画像と形態画像を用いた認知症診断;VSRADとeZIS/SPMの画像統合
水村 直 41
MRIによる診断の進歩とその将来;VSRADを中心に
松田博史 52
123I-MIBG心筋シンチグラフィーによるDLBとADの鑑別診断
吉田光宏 59
バイオマーカーはどこまで進歩したのか;脳脊髄液・血液マーカーの現状と課題
東海林幹夫 64
脳アミロイドイメージング技術の開発状況と課題
樋口真人 70
今後期待される診断ツール
水上勝義 76
《特別発言》認知症早期診断の課題を再考する
山田正仁 82

トラックセッション2
認知症治療を再考する;新しい観点と治療技術の将来
I. 生活習慣病の観点で認知症治療を再考する
認知症のリスクと疫学;久山町研究の結果から
清原 裕 87
老年医学としての認知症治療を再考する
羽生春夫 93
認知症のリスクと予防を再考する
田中稔久,武田雅俊 100
II. 認知症治療の課題を再考する
進行したADへの治療アプローチのあり方を考える;高度ADの病態を再考する
中村 祐 104
高度ADにおけるBPSD治療の考え方
田北昌史 115
高度認知症を治療する意義はどこにあるか;治療的アプローチの多様性について
藤沢嘉勝,佐々木健 119
III. 認知症治療の将来を再考する
認知症治療の将来を再考する:ADNIとサロゲートマーカー
岩坪 威 126

トラックセッション3
認知症の社会的側面を再考する;自動車運転免許について
認知症と自動車運転について考える
池田 学 130
認知症に関する日本の免許システムの問題点と諸外国のシステム
博野信次 132
高齢者の自動車運転の実態
豊田泰孝,繁信和恵,池田 学 125
高齢者患者の自動車運転の実態
上村直人,井関美咲,谷勝良子 144
認知症患者の自動車運転に対する家族介護者の意識と困難
荒井由美子,新井明日奈 149
警察庁の新しい高齢運転者対策
三村 將 154
行政の対策事例;高齢化率34%の市から

 ――運転免許返納の支援制度

西村伸一郎 164

 



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