日本老年看護学会第27回学術集会は,石川県立音楽堂にて開催予定であったことから,市民公開講座の企画を,金沢を舞台に書かれた医療小説『いのちの停車場』の作者である南杏子先生をお迎えし,お話を聞かせていただくことといたしました.南先生は都内の高齢者向け病院に勤務するかたわら,2016年より作家活動も行っていらっしゃいます.ご著書には,『サイレント・ブレス 看取りのカルテ』(幻冬舎),『ディア・ペイシェント 絆のカルテ』(幻冬舎), 『希望のステージ』(講談社) ,『ブラックウェルに憧れて』(光文社)等があります.中でも『いのちの停車場』(幻冬舎)は,小説が映画化されたため,たくさんの方々の知るところとなりました.
市民や看護学生のみなさまには市民公開講座「対談:金沢だから生まれた『いのちの停車場』」(無料)をご視聴頂き,南先生の金沢での様々なエピソードや映画の名場面のお話を通して,皆様に「いのちのしまい方」に関して考える時間を少しでも持っていただければと願っております.
ご多忙の日々とは存じますが,6月25日〜7月25日の期間,ぜひとも多くの方々にご視聴いただければ幸いです.
日本老年看護学会第27回学術集会
学術集会長 川 島 和 代
(石川県立看護大学)