老年精神医学雑誌 Vol.11 特集一覧
Vol.11-12  高齢者をめぐるストレス
高齢期における心理・社会的ストレス  下仲順子
高齢者のストレスマネジメント 福永知子
高齢者の社会的再適応評価尺度 夏目 誠
家族介護者のストレスとその評価法 荒井由美子,杉浦ミドリ
在宅介護をするホームヘルパーのストレス  福永秀敏,児玉知子,黒岩尚文
高齢者をめぐるストレスと世代間交流のすすめ 角尾美果,草野篤子
Vol.11-11  わが国におけるもの忘れ外来の現況
もの忘れ外来;武蔵病院におけるアルツハイマー病早期診断 宇野正威ほか
精神科における「もの忘れ外来」 田子久夫ほか
アルツハイマー病の早期臨床診断における問題点 鈴木道雄ほか
アルツハイマー病の生物学的マーカーと画像検査による早期診断;福岡大学病院「もの忘れ外来」 山田達夫
アルツハイマー病告知の現状と問題点 今井幸充ほか
もの忘れ・痴呆専門外来における痴呆性疾患への早期治療・ケアの取組み   上村直人ほか 
改訂長谷川式簡易知能評価スケール24点以上の患者の診察方法と臨床経過 河野和彦
Vol.11-10  痴呆性老人と(身体的)合併症
痴呆性老人と肺炎 板橋 繁,佐々木英忠
痴呆性老人と尿路感染 村山猛男
痴呆性老人と褥瘡 宮地良樹
痴呆性老人と脱水・栄養障害 鳥羽研二,秋下雅弘
痴呆性老人と転倒・骨折 江藤文夫
痴呆性老人と寝たきり・廃用症候群 林 泰史
痴呆性老人と急死 岩本俊彦
Vol.11-9  精神科医のための介護保険
介護保険制度の概要と精神科医の役割 三好功峰
介護保険により老年精神医療はどのように変化するか 忽滑谷和孝
介護保険発足直後の実態 池田 学ほか
要介護認定の一次判定と主治医意見書の問題点 松山 真,宮岡 等
介護認定審査会(二次判定)の問題点 加田博秀
介護保険・介護支援専門員の役割と実態 長尾卓夫
介護保険に続く障害保険構想 浅井邦彦
Vol.11-8  アルツハイマー病Up to Date(II);診断・薬物療法
アルツハイマー病の鑑別診断;脳形態・機能画像 西川 隆ほか
アルツハイマー病の鑑別診断;神経心理 牧 徳彦ほか
アルツハイマー病の鑑別診断;生物学的診断マーカー 東海林幹夫
アルツハイマー病治療薬;アセチルコリンエステラーゼ阻害薬を中心に 本間 昭
アルツハイマー病の薬物療法;BPSSDへの対応を含めて 宇野正威
Vol.11-7  アルツハイマー病Up to Date(I);分子病態と薬物開発
アルツハイマー病の分子病態;総論 山崎恆夫,井原康夫
タウタンパクとアルツハイマー病 石黒幸一
アミロイドタンパクとアルツハイマー病 岩田博司,岩坪 威
プレセニリンタンパクとアルツハイマー病 工藤 喬ほか
アポリポタンパクEとアルツハイマー病;コレステロール代謝を中心に 柳澤勝彦
NACP(α-シヌクレイン);アルツハイマー病およびパーキンソン病に共通した鍵分子  吉井光信,上田健治
Vol.11-6  老年期精神疾患の発症危険因子;とくに身体的老化との関連
危険因子研究の現況;痴呆の危険因子と統計モデル 苗村育郎
視力障害とシャルル・ボネ症候群 石野博志
難聴と遅発性パラフレニア 内田裕之ほか
歯牙喪失とアルツハイマー型痴呆 長谷川雅哉ほか
身体的早期老化と精神障害;とくにウェルナー症候群との関連 名倉 潤ほか
血圧と脳血管性痴呆;とくにビンスワンガー型痴呆との関連 八尾博史ほか 
生活習慣病と痴呆 平井俊策
Vol.11-5  痴呆性老人のQOLを考える
痴呆性老人のQOLとはなにか 小澤 勲
痴呆性老人のQOL;精神科の観点から 本間 昭
痴呆性老人のQOL;看護介入を評価する尺度開発の試み 山本則子ほか
痴呆性老人のQOLと家族 今井幸充,北村世都
薬物療法と痴呆性老人のQOL 岸川雄介
痴呆性老人のターミナルケアとQOL 三宅貴夫
介護保険と痴呆性老人のQOL 遠藤英俊
Vol.11-4  痴呆における行動障害の評価
痴呆における行動障害とその評価 本間 昭
痴呆におけるうつ・焦燥の評価尺度 数井裕光ほか
痴呆におけるapathyとその評価 朝田 隆
痴呆における失行とその評価 大東祥孝
痴呆における遂行機能とその評価 鹿島晴雄ほか
痴呆における日常生活動作能力の評価 福永知子,武田雅俊
Vol.11-3  施設における精神科診療の役割
老人保健施設利用者の実態と精神科診療の役割 佐藤穰二
老人専門総合病院における痴呆に対する精神医療 松岡 豊ほか
入所後発見される未治療の分裂病,うつ病,痴呆の臨床的特徴 三山吉夫
精神科薬物療法の施設における応用 植木昭紀ほか
施設における人格障害・対人関係障害への心理的対応 河合 眞
特別養護老人ホームにおける精神科診療の役割 雨宮克彦
Vol.11-2  抗痴呆薬開発の戦略
抗痴呆薬開発の戦略 松下正明 
アミロイドタンパクとタウタンパクの観点から 武田雅俊ほか
神経成長因子の観点から 水野 誠ほか
神経炎症の観点から 秋山治彦
酸化ストレスと痴呆 高橋正明
抗痴呆薬開発の現況 平井俊策
Vol.11-1  日本の老年精神医学;2000年を迎えて
2000年を迎えた老年精神医学 天野直二
老年精神医学は精神医療を救う 新井平伊
老年期の心理と精神疾患のこれから 大森哲郎
日本の卒前精神医学教育;2000年を向かえて医師国家試験を思う 尾崎紀夫
科学と人間の尊厳;2000年を迎えて 笠原洋勇
高齢者に対する精神療法の問題点と今後の展望 加藤伸司
老年痴呆臨床の現状と課題 兼子 直,吉村伊保子
高齢,それはメランコリーの原因でもある 神庭重信
21世紀の老年精神医学への期待 木下利彦
精神科医にとっての近未来の痴呆医学と医療 黒田重利
病棟医の憂うつ 古賀良彦
21世紀の痴呆性疾患と脳老化の研究で思うこと 小阪憲司
日本の老年精神医学・医療・保健;2000年を迎えて 齋藤利和
「老年の価値」と老年精神医学の役割 酒井明夫
21世紀の日本老年精神医学;わが国の老年看護の展望 七田惠子
老年精神医学の現状の問題点と将来への期待 地引逸亀
悲観的に過ぎるでしょうか… 清水徹男
老人の介護と家族 冷水 豊
老年精神医学が目指すべきもの 武田雅俊
老年精神医学の近未来 千葉 茂
老年医学ミレニアムプロジェクト 難波吉雄,大内尉義
日本の老年精神医学の展望;2000年を迎えて 深津 亮
超高齢者と精神医学 福居顯二
老年精神医学;2000年を迎えて 本間 昭
新世紀の老年精神科医と老年精神医学 前田 潔
これからの10年 森 則夫
老年を知る 守田嘉男
老年精神医学のgenomeとenvirome 米田 博