大会長あいさつ
日本看護倫理学会第11回年次大会を、2018年5月26日(土)~ 27日(日)に東京の日本赤十字看護大学にて開催いたします。
大会のテーマは「Emancipatory Knowing ―変革のための看護倫理―」です。Emancipatory Knowingとは、Carperの看護学における4つの知のパターンを発展させたChinnとKramerが新たに5番目の知として追加したもので、解放知とも訳されます。社会における不公平に気づき、変革に向けてアクションを起こすことをいいます。だれもが健康になれる社会の実現に向けて、人々の健康と看護に影響を及ぼしている社会や組織、文化、政治のひずみに気づき、よりよい社会の実現に向けて勇気をもって声を上げていこうとのメッセージを込めました。
看護実践では人々への共感、とりわけ病気などによりつらい思いをしている人々や、さまざまな理由で弱い立場にある人々への共感がとても大切です。1人ひとりへのかかわりにおいて個人を大切にし、尊厳を守るよう努力をしたとしても、それだけでは乗り越えられない大きな壁を感じることも多いと思います。Emancipatory Knowingは、私たちの視野をベッドサイドだけではなく、あるいは病棟内の決まりごとだけではなく、広く社会のあり様に広げてくれるはずです。
もう1つの特徴として、本大会のプログラムにワークショップを多く設けることにしました。これは倫理の学会では、より多くの意見交換や対話の機会をもつことが大切ではないかという考えからです。参加して聴く、学ぶ場だけではなく、意見を述べ合う、その成果を確認し合う場となるよう、参加型の大会にしたいと考えています。
2018年は、日本看護倫理学会の設立から10年という記念すべき年となります。次の10年の新たな看護倫理の発展を目指し、皆様と対話を深めてまいりたいと思います。是非、大勢のみなさまのご参加をお待ちしております。
日本看護倫理学会第11回年次大会
大会長     高 田 早 苗
大会概要
日 時 2018年5月26日(土)~ 27日(日)
会 場 日本赤十字看護大学(〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-1-3)
大会長 高田 早苗(日本赤十字看護大学)
テーマ Emancipatory Knowing ―変革のための看護倫理―
参加区分
(参加費/大会抄録集含む)
会 員(事前参加申込): 8,000 円
会 員(当日参加申込): 9,000 円
非会員(事前参加申込): 9,000 円
非会員(当日参加申込): 10,000 円
学 生(当日参加申込)*1: 2,000 円

*1 大会抄録集は含まれません/基礎教育課程の学生であり,有資格者は除く/学生証の提示が必要となります

  1. 日本看護倫理学会に入会された方が会員となります
  2. 入会ご希望の方は2018年4月10日(火)までに入会手続きを行ってください

参加申込について

事前参加/ 申込締切日:2018年4月16日(月) ※受付延長

当日参加/ 当日直接会場にてお申し込みください


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