第12回認知症ケア専門士認定試験
実施について
 
 1.資格制度の趣旨・方向性等
  • 認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能,および倫理観を備えた専門技術士を養成し,わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献する.
  • すべての者に対し試験を行い認定する.
  • 認知症ケアに特化した制度とする.
  • 生涯学習の義務を課すものとする.
 2.名 称
「日本認知症ケア学会認定認知症ケア専門士」
「日本認知症ケア学会認定認知症ケア上級専門士」
 3.組織形態  
  • 日本認知症ケア学会が認定する制度である.
  • 本制度を実施するために「認知症ケア専門士認定委員会」を設ける.
  • 教育カリキュラムの作成ならびに試験実施,さらに生涯学習のために「教科書編纂委員会」「試験問題作成委員会」「生涯学習委員会」等を設ける.
  • 本制度の円滑な運用ならびに生涯研修の円滑な実施を図るための補助機関として,NPO法人「認知症ケア教育機構」を本学会の下部組織として設ける.
 4 . 受験資格  
  • 認知症ケアに関連する施設,団体,機関等において試験実施年の3月31日より過去10年間において3年以上の認知症ケアの実務経験(教育・研究・診療を含む)を有する者.
    *実務経験の証明:所属する機関・団体等の長の証明を必要とする(事情により証明書の発行が受けられない場合は,その理由,所属機関の名称等を別に定める書類に明記のうえ,提出).
  • 認知症ケア専門士は日本認知症ケア学会会員である必要はない.
 5.試験制度について  
  • 試験科目は,以下の4分野の筆記試験(第1次認定試験)および面接試験(第2次認定試験)とする.
    *(1)認知症ケアの基礎,(2)認知症ケアの実際I:総論,(3)認知症ケアの実際II:各論,(4)認知症ケアにおける社会資源
  • 単位制とし,上記に定める4分野すべてに合格した者(第1次合格者)を対象として論文,面接試験を行い,最終合格者を決定する.ただし,単位は複数年にわたる取得でも可とする合計単位制とするが,取得した教科単位の合格有効期限は5年とする.
  • 試験(筆記,面接)は,おのおの年1回とし,筆記試験は夏,面接試験は秋に実施する.
 6.筆記試験(1次試験)について  
  • 筆記試験は,1分野60分とし,5者選択問題とする.
  • 各教科の合格有効期限は5年とする.
 7.論文・面接試験(2次試験)について  
  • 論文審査
     ・「認定委員会」から出題された事例について,論述用紙に意見をまとめる.
  • 面接審査
     ・提示されたテーマを基に6人1グループの集団面接(1グループ20分)をおこなう.
     ・各面接会場2面接員を基本とする.
 8.専門士制度更新について  
本制度はポイント制,5年更新とする.
 9.試験受験・更新料について  
  • 筆記試験受験料(第1次試験)は,1分野3,000円とする.
  • 面接試験受験料(第2次試験)は,8,000円とする.
  • 認定料は,15,000円とする.
  • 更新料は,10,000円とする.
  • 受験の手引きは有料配布(1000円送料別)とする.
 10.生涯学習制度  
  • 学会主催の公開講座,シンポジウム等における研修
  • NPO法人認知症ケア教育機構主催の集中学習セミナーにおける研修
  • 認知症介護研究・研修センター等の関係機関における研修との連携
 11.資格取得の意義
本認定資格は,認知症ケアに関する一定の知識があるということを学会が認めるものであり,また学会は,認知症ケアに関するスキルや技術の向上を自己評価できる場を提供するものである.
そのために学会はさまざまなバックアップを行う.具体的には生涯学習の企画・実施,ホームページ等による専門的な知識や制度面での情報の配信等を行い,認知症ケア専門士の社会的な認知の向上に努める.認定専門士が各施設において実践的な技術を駆使して活動し,また専門指導士(認定専門士として5年間研鑽し,試験を経て取得される資格)が,その技術を各現場の職員に指導できるようになるための努力を行う.
 
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