認知症ケア事例ジャーナル Netカンファレンス
 
 こちらは認知症に関するテーマを基に,地域・年代・職種に関係なくおのおのの意見を述べていただく場です. 1つのテーマを基にさまざまな視点,立場からの意見および取り組みを知ることを目的としています. 日本認知症ケア学会会員,認知症ケア専門士にかかわらずお気軽にご意見をお寄せください.

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今月のテーマ

私(46歳,女性)は,老人保健施設で介護主任をしています.施設では認知症ケアの質を向上させるため,私を中心に専門チームをつくりました.そして,全職員を対象とした勉強会を企画し,毎月実施しています.
勉強会を始めてから1年ほどたちますが,そこでの職員の発言から,認知症の方への援助の方法や考え方を以前よりも理解してきていることが分かります.しかし通常の業務では,声のかけ方がきつくなったり,利用者さんを主体としたケアができなかったりと,なかなか日々の業務のなかで実践することができません.
みなさんは,研修などで学んだことを日々の業務のなかでどのように実践に移していますか.アドバイスをお願いします.

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投稿:男性 30代  介護福祉士 富山県 その他 家族介護経験なし 投稿日: 2021/07/15 4:22:33

この仕事をしていて感じるのが、知識が細切れだったり視野が狭い人が多いなということです。介護の知識だけしかなくて、労働基準法の知識がない人とか。
BPSDに関して環境を整えることが大事だと言われますよね。介護職員も利用者を取り巻く環境である以上、職員が疲弊している状態で良いケアに繋がるでしょうか?きつい声掛けだったり。労働環境が悪いまま技術論で望ましい感情を作ったところで(イライラしていても常に笑顔でというやつですね)、そういう不自然なことを続けているとバーンアウトにも繋がります。
現場で実用レベルの知識にするためには、介護の知識単独では意味がなく様々な知識を掛け合わせることが必要なんですがその辺が置き去りになってる人が多いなというのが経験上感じています。
不要な業務がないか検証したり、勉強会の形式も動画を使って夜勤明け者や本来休みの人の負担にならないように工夫するとか。まずは環境作りから始めたらどうでしょう。
その際役に立つのはとにかく何故で問題を分解することですね。なぜ声掛けがきつくなるのか、時間に追われるから。なぜ時間に追われるのか、過重労働になっているから。何故過重労働になっているのか、人がいないから又は不要な業務があるからという風に。
こういう分析は付箋にでも職員の皆に綺麗事抜きで本音で書き出してもらうのが一番です。



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