認知症ケア事例ジャーナル Netカンファレンス
 
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今月のテーマ

介護職に就いて2年目になろうとしています.
先輩に薦められて認知症の本を読みました.そのなかには,「認知症の人の思いを聞こう」という投げかけがあったり,本によっては認知症の人のことばが文章になっていてビックリしています.
私もデイサービスに通う認知症の人と話をしようと頑張っているのですが,本に書いてあるようなことば,思いはほとんど聞くことができません.

どのようにしたら,本のような会話ができるのでしょうか.また,私はどのようなことを心がけ,注意していけばよいのでしょうか.
みなさんの意見をお聞かせください.

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投稿:男性 30代  介護福祉士 愛媛県 病院 家族介護経験なし 投稿日: 2018/07/06 20:23:16

何年働いてもその答えは見つかりにくいですよね。この人は認知症だからと認知症の人に対しての言葉かけなどと考えているうちは聞くことはできないと思います。本に書いてあるのがすべて正しいわけではないと思いますし。まず普通に接することから始めるべきではないでしょうか?たわいもない会話からでいいと思います。たわいもない話からその方の個性など気付くことはたくさんあると思いますし。まずは認知症から離れて接してみて下さい。


投稿:女性 30代  介護支援専門員 岐阜県 グループホーム 家族介護経験なし 投稿日: 2018/06/30 20:46:16

認知症の人の気持ちは中々聞く機会が私も持てません。あなたは認知症ですよと、だから今の気持ち教えて下さいなんて聞けないですよ。
ただ、一番は信頼関係だと思います。この人なら話してもいいと思ってもらえるよう、支援し、信頼関係を築くことだと思います。そして、共感だと思います。
私が良く聞く聴きかたですが、簡単に言えば「困ってることはないですか?」です。そこから話がつながれば共感しながら、そうかそうかと聞いて行きます。
何人かの方は「心がモヤモヤしてくる」「心が真っ黒になる」など言われました。そして涙されました。その想いを受け止めてこのままでも大丈夫、安心して下さい。という思いでいつも関わってます。
大事にしているのは1にも2にも寄り添う事だと思います。


投稿:男性 30代  作業療法士 北海道 デイサービス・デイケア 家族介護経験なし 投稿日: 2018/06/14 16:59:53

質問内容を読みながら、きっと先輩介護職の方はあなたに何かに気づいてほしいと思っていたのではないかと感じました。 同時に、認知症の人のことばが文章になっていることにビックリしていることから、あなたの感受性の豊かさを感じた次第です。
 活字はその言葉の背景を味わいながら(推測しながら)読み込むことが必要になると思います。本にどのような言葉が記載されていたのかわかりませんが、著者が本を通じて伝えようとしているもののうち、あなた自身が大切だと感じたことを実践されることが重要なのでは?と思いました。


投稿:女性 40代  介護福祉士 京都府 特別養護老人ホーム 家族介護経験なし 投稿日: 2018/06/08 13:37:17

自分の想いを話せる人であったとしても、それが本心とは限りませんよね。心配かけまいとしている、周りに合わせている、気付いて欲しいけど気付かれたくない、自分を良く見せたい…様々な想いを抱えて生活をしているのは、認知症の方でも同じかと思います。
その方との日々の関わりの中で、その方のあるがままを受容すること。こちらの主観を押し付けないこと。難しいですが、だからこそ、その心掛けは大切だと思います。
私たちだって、否定的な人に本心を言おうとは思いませんよね。信頼関係を築くには、時間も必要です。
認知症で自分の想いを話せない人も、私は基本的には同じだと思います。顔や声の表情、行動、生活史やこだわり…色々な視点からのアセスメントも必要です。
五感をフルに活用して、本に載っている言葉ではなく、目の前のご利用者自身の言葉を聴けるように、関わり方を再度考えてみてはいかがでしょうか。


投稿:女性 50代  介護福祉士 埼玉県 グループホーム 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2018/06/05 23:28:54

6月テーマによる。
精神科医や医師が、心がけている事を 自分自身も、先ず、心がけて、個人的は、一人だけ、本妻本夫一貫主義で、公私の区別わきまえ。法倫理秩序乱さず、目的の明確化。自己の現実 真実 誠実に 健全な思考言動する事を、します。
診療の場で、診察は、1対1 診察は、医師が、患者様自身 一個人本人限定した診療行為をします。一人の患者様に対して 医師が、思考言動する事を、居合わせた看護師が、代われません。その医師が、その医療機関 職場内で 関わる医療従事者が、代われません。その医師が、関わる患者友の会役員が、代われません。成り代わりなりすまし言語道断です。詐欺事件起こす事の無いように。カウンセラーは、クライアントと、1対1で、安全確保図りながら、カウンセリングします。
その人らしさ その人のおもいを 心を、聴きます。其れで、現実の正常or非現実の異常 病気を、法倫理秩序 事実現実で、真実において、反省改善していただきながら 治します。ワーカーも、安易なカウンセリングしたら、訴えられかねません。セクハラ行為は、セクハラ行為。婚活などの欲求不満解消を、したがる人には、現実を、見つめて頂いています。認知症DAKARAでは、済まされない事がある事も説明します。後見人選定を、家庭裁判所により、されている人でも無いのに、何もわからない人DAKARAなんて、通用しません。不倫 浮気禁止です。
該当者すり替えたり、該当者内容を、意図や思惑により、改ざん禁止です。
自らを、律した上で、その人らしさで、良いのだとしながら、聴きます。


投稿:男性 30代  介護福祉士 滋賀県 グループホーム 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2018/06/05 23:28:18

はじめまして。
日々、認知症ケアに尽力されお疲れ様です。

早速ですが投稿させていただきます。
「聞く」から「聴く」へ転換してみることはいかがでしょうか

利用者様の「言葉」に耳を傾け「聞く」、というのが一般的に多い事かと思いますが
利用者様の「思い」に心を傾け「聴く」、よく「傾聴」という言葉が使われるかと思います。

認知症という病気があっても、利用者様も一人の「人」です。
言葉の一つ一つに隠されている、その方の「思い」を知ろうとする心がけ(姿勢)があれば必ず関係は構築できると信じています。
上手く言葉で表現(返事)出来ない時があってもよいかと思います。相手を思うその気持ちで(表現)できれば言葉以外のコミュニケーションも活かされるハズです。(非言語的コミュニケーションも大切なコミュニケーションも大切な手法です)


投稿:女性 40代  看護師・保健師 神奈川県 その他 家族介護経験なし 投稿日: 2018/06/05 23:14:31

簡単には話しにくいような思い(言葉)を引き出したいのなら、まずはその方といわゆる「なじみの関係」になる事を目標にしてはいかがでしょう。
そして相手の話を聴くだけでなく、自分の話もする。心を開いていない相手には心を開きにくいものです。
ただし無理に聴き出さず、ご本人が話したいと思った時に側にいてさしあげる事が大切だと思います。


投稿:女性 30代  看護師・保健師 愛知県 病院 家族介護経験なし 投稿日: 2018/06/05 12:37:24

まずは接し方、関わり方ですかね。
いつも自分に、一人の人として関わっているのか問いかけるようにしています。
そして、発した言葉は否定しない。例え叶えられない要望であっても、
その思いはその人のものなので、必ずポジティブメッセージに変換するように気をつけています。
もし、本人の思いが聞けなくても、ケアの一つ一つにこれは誰目線のケアか、
自分たちのためのケアになっていないか、常に振り返りながら関わっています。
これで、必ず上手く行くわけではありませんが、以前よりは上手に関われていると感じます。


投稿:女性 50代  介護支援専門員 千葉県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2018/06/05 12:18:16

現場では教科書通りに行きません。本に書いてあることは納得できるものもありますが、すべては理想でしかありません。やはり場数を踏んでいくしかないと思います。

認知症の人は感情が豊かで、相手の気持ちを瞬時に感じ取ります。ですからあなた様が本当にまごころで相手の方の想いを聞ことする気持ちや真心があれば伝わるはずです。うまく会話しようと思うから逆にうまくいかないのかもしれません。

生意気なことを言ってしまいました。ごめんなさい。



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