認知症ケア事例ジャーナル Netカンファレンス
 
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今月のテーマ

私は,小規模多機能施設で責任者を務めています.
先日,いつものように利用者と昼食の準備をしていたとき,ある職員が認知症のAさんに,Aさんが得意なにんじんの皮むきを頼みました.すると,それをみていたBさんが,「あの人あんなことをしている,ボケは困るね」「あんたが皮をむいたにんじんは使えないよ」「こっちのテーブルに来させないで」と,大きな声で,Aさんや職員に向かって言ったのです.他の利用者も,「ボケは困るね」「こっちに来ないで」と,同調しました.それを聞いて, すぐにAさんは他の利用者から離れていすに座り,みんなのようすを眺めていました.この日の利用者は9人で,Aさんを含め,認知症高齢者の日常生活自立度がU〜Vの利用者が4人いました.
このような場合,認知症のあるAさんと他の利用者,職員に対して,どのように対応したらよいか悩んでいます.みなさんからのアドバイスをお待ちしております.

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投稿:女性 60歳以上  その他 東京都 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2014/06/03 10:09:45

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編集委員会より
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みなさんのご意見は,相談者にとってたいへん参考になったようです.また,いただいたご意見から,3月のテーマは,日々の業務のなかで遭遇する機会の多いものであることが分かりました.
小規模多機能施設は,住み慣れた地域・自宅での生活を継続することができるよう,利用者の個々の状態に応じて,通所介護(デイサービス)を中心に泊まり(ショートステイ),訪問(訪問看護)のサービスを組み合わせて,在宅介護サービスを提供しています.利用者は,なじみの場所,なじみの職員とともに,安心して自分の家で生活することができることが目的となります.
認知症の人に対しては,できる範囲内での役割をもってもらい,見守ります.他の利用者に対しては,たとえば,散歩時などを利用して認知症について知ってもったり,語り合ったりする機会を設けてともに支え合う必要性を伝え,理解を促します.職員に対しては,小規模多機能施設の目的である,なじみの場所,なじみの職員とともに,安心して生活することができることを再認識する必要があります.利用者どうしの人間関係や個々の状況に合ったすごし方を把握して,日々の利用者の変化を職員間で共有し,全職員が同様なかかわりを提供する必要があります.
相談者は,みなさんからの具体的なアドバイスを基に,責任者として利用者が安心して生活できるように実践したいと語っていました.貴重なご意見をありがとうございました.


投稿:男性 50代  介護福祉士 埼玉県 老人保健施設 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2014/05/08 16:26:41

認知症の方に役割りを持って取り組む事や手続き記憶を頼る対応は、行なえてもすべてをやって貰うのを、当たり前に感じていたり、手を加える事も必要であり、任せっきりには、考えない事が大事だとおもいます。
他の利用者さんが認知症の事を、どう感じるか?どう思うか?は自由だと思いますし、価値観は、人それぞれだと思います。目の前で、認知症の方に差別したり、いじめについて注意は必要でありますが、それも価値観や判断は、個人により違って難しいと思います。


投稿:女性 60歳以上  介護福祉士 静岡県 病院 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2014/04/05 13:21:24

病院務めなので理解しずらい問題でしたがなぜAさんにだけとくいなにん


投稿:女性 30代  介護福祉士 神奈川県 病院 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2014/03/19 13:06:58

Bさんも経度の認知症なのでしょうか。
それとも施設で出会った程度の付き合いの方に臆面もなく人が傷つく事をいう事ができる性格なのでしょうか。

自立度の高い方から低い方への蔑みのような発言や行動ですが、自立度の低さや嫌悪感よりも職員の介入度合がポイントのような気がします。自立度が低ければ職員の介入も多く、自立度が高ければ介入が少ない。つまり言葉は良くないかもしれないですが注目度、「かまわれる」頻度の差への嫉妬も含まれてないでしょうか。

もし上記のようであれば、Bさんのような方々を認知症のある利用者への介入に「巻き込む」事がいいのかもしれません。すでにBさんは批判という行動に出ているので軌道修正は難しいかもしれませんが、行動に出さないだけの「潜在Bさん」もいらっしゃるのかもしれません。


投稿:女性 50代  介護支援専門員 新潟県 その他 家族介護経験なし 投稿日: 2014/03/13 21:29:08


私は小規模多機能計画担当者の研修のファシリテーターをすることがあります。
こんな時、小規模多機能ホームならではの良さを生かせたらよいと思います。
ケアの連続性、施設から自宅、または自宅から施設の日常生活動作の連続性は大切だと思いますし、小規模多機能ホームだからこそ、できることがあると思います。

例えばですが、Aさんは小規模多機能ホームで人参の皮を剥くことが得意であったとすると、それを自宅でどうそれを生かすかということになります。
就労しているご家族に夕飯のおかずの材料の下ごしらえに夕方人参を剥いてもって帰ることができる。自宅でご自身が何かしらの調理の方法で料理を作ることがあるならば、自宅での調理に生かすために小規模多機能ホームで人参や他の野菜の下ごしらえを訓練し再度できるようになる、そして自宅で調理を行う機会を設けて行うというプランを立ててみる。そうするとAさんにとって人参の皮を剥く作業は単なる皮剥きではなくなります。
小規模多機能ホームでAさんが人参の皮を剥く作業をする時にAさんは家で○○○の為に人参の皮剥きをここでやっている、そうすると周りの利用者もAさんの人参の皮剥きは単に人参の皮剥きをしているだけではなく、意味のあるものに見えてきます。
これは例えですので他にも考えられることがあると思います。

こういう調理のことを書くと思い出すことが幾つかあります。
長男さんとお孫さんとの生活でその母である女性の方が火の後始末ができず、調理をいっさいさせなくなりなり、だからしなくなった方のことです。あるきっかけで訪問介護による調理支援が始まりました。火を使うのは訪問介護さんのいる時だけですがその時少しづつ調理ができるようにプランを立てていきました。調理の目標は翌年の長男さんの誕生日に海苔巻きを作ることでした。最初はきゅうり漬けであったりなにか漬物を作り、そのうちに玉子焼きを作り、おにぎりを作ったりしました。もう数ヶ月で海苔巻きにたどりつくかという時に残念ながら発作が起きて急死されました。海苔巻きを作れなかったけれど、そのひとつひとつの思いが亡くなった時に家族の心を暖めたように思いました。


Bさんはどうでしょうか。Bさんは「ボケは困るね」と言っている思いはどんな思いでしょうか。
施設の中で、ある利用者が自分より介護が重度な人をみると「ああはなりたくない」と言ってその人を排するようなことは時々みられるように思います。「ああはなりたくない」と言っているその人のその思いは「ああはなりたくない、でも自分もいづれそうなるのかもしれない」ではないでしょうか。
「いづれはそうなるかもしれない」という思いは言っているその人にとって恐怖です。
その人は「いづれはそうなるかもしれない」と思い、そういう人にケアスタッフはどう対応するのか、実は関心が高いのではないでしょうか。
そうなりたくないBさんを受け止め、Bさんにも何か自信がつくようなことができたらよいように思います。


投稿:男性 30代  介護支援専門員 宮崎県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2014/03/09 17:13:55

サービス種別:特定施設 計画作成担当です。

どの施設でも、時々みられる光景ではないかと感じました。
介護単位が大きくとも小さくとも、利用者様同士、時間の経過とともにお互いの状態、様子がわかる過程の中で起こることだと思います。

利用者様の感覚、価値観を変化させようとも、なかなかうまくいくものではありませんし、時間もかかるものだと思います。他者からの変化を求められても、なかなか自分は変えられないものですよね。

昨日、同じようなケースの問題が職場で発生しました。そんな中、介護職員の方より、「当事者らにどう変化を求めるのかではなく、周囲(スタッフ)がどういう環境を作り出すかじゃない??」と話されたのが、とても印象として残っています。

具体的な対応策を申し上げられないのですが、スタッフのみなさまでどのような作業環境を作り出すかも有効的ではないかと感じます。
ただ、スタッフの努力があっても、しょうがなく起こることがあります。そのような場合は、賛否両論発生することも予想されますが、ご利用される日をマネージメントすることも必要かと思います。


投稿:女性 50代  介護福祉士 神奈川県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2014/03/07 8:54:59

お疲れ様です。初めて書きこみいたします。訪問介護 介護福祉士 カウンセラー 老人ホーム勤務歴あり

施設勤務のときは、同様な場面に出くわしました。一瞬どうしていいのかわからずに苦慮したことを思い出しました。

9人の利用者さんのうち、認知症高齢者の日常生活自立度がU〜Vの利用者が4人、スタッフも忙しく動いている姿がイメージできます。
Bさんが言われたことは、Bさんが他の利用者さんの言葉を代わっての発言の場合、スタッフの忙しさを思いやっての言葉、認知症になりたくないという気持ちの表れかもしれません。あるいは、不潔であるという認識をもっておられるかもしれないです。
不潔と思われないように、食事つくりの前に、みなさんにわかるように手洗いを行う、気持ちの部分は観察、傾聴になるかと思います。

「あの人がなんであんなことをしているのか」という言葉は、手順の説明がうまくなされていないときに出る疑問だと思います。利用者さんを巻き込んで、食事つくりに入る前に、担当決めを一緒に行う。この時職員の配置も伝えておく等、最初を丁寧にしてはどうかなと考えました。

「みなさんに、ご自分のできることをやっていただきたい(くのがここの規則な)ので、Aさん(他の三人の方も)には何をしていただいたらいいでしょうか?」と職員から意見を求めていく。これはどうですかと提案する等も必要ですが、全員がその時の主役になる場を意識していく

役割を持てることは大事なことですので、時にはBさん方にメニュー 得意料理などの指揮をとっていただくなども有効かと思います、「全員でやる」を職員もぶれずに「認知症になっても、この施設では、こういう対応をしてくれる」利用者さんにそんな安心を与えられるように自信をもって行えるといいですね。


投稿:女性 50代  介護福祉士 鹿児島県 デイサービス・デイケア 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2014/03/06 19:12:05

お疲れ様です。
認知症専門士 ケアマネ 看護師経験有り。


以前同じようなケースがありました。
よく話しを聴いたり観察していたら、自分もやりたかったみたいです。
私達は自分達の判断で、できないと思ってしまっていたことに気づかされました。
ちょっとした手助けで、できることもあると思います。
みんなで作る達成感も喜びだと思います。


投稿:女性 40代  看護師・保健師 長野県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2014/03/06 17:27:46

お仕事お疲れ様です
認知症ケア専門士 ケアマネージャー 資格のある訪問看護師です

人参やじゃがいもなどを用意しAさん以外の方も皮むきに取り組めるようにし、やってくれた後は
スタッフが料理し食べて頂きみんなでやったという達成感を共有してもらうのはどうでしょうか?と思います

Aさんだけに人参を渡す事がもしかするとヤキモチになっているかもしれません

あとはあまりやりたくないですが、Bさん一派が皮むきになどやりたがらない場合はその場はそのままとし
食べる前 スタッフが「今日はAさんのおかげでこんなに美味しい料理ができました ありがとうございます」と
皆さんの前で御礼を言い 拍手などをするというのはいかがでしょうか



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