認知症ケア事例ジャーナル Netカンファレンス
 
 こちらは認知症に関するテーマを基に,地域・年代・職種に関係なくおのおのの意見を述べていただく場です. 1つのテーマを基にさまざまな視点,立場からの意見および取り組みを知ることを目的としています. 日本認知症ケア学会会員,認知症ケア専門士にかかわらずお気軽にご意見をお寄せください.

 なお,本サイトにいただきましたご意見は日本認知症ケア学会機関誌「認知症ケア事例ジャーナル」へ掲載させていただく場合がございます.予めご了承ください.

<注意事項>
こちらはテーマに対するご意見を述べる場所となります.テーマに関係ない内容および宣伝等はご遠慮ください.
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今月のテーマ

・利用者Aさん:84歳の女性.重度のアルツハイマー型認知症があり,特別養護老人ホームに入所中.
・新人職員Bさん:福祉系の大学を卒業して仕事を始めたばかりの22歳の女性.介護福祉士.
・先輩職員Cさん:介護経験15年のベテラン職員.

仕事を始めてまもない新人職員Bさんは,先輩職員Cさんについて仕事を学んでいます.しかしBさんは,Cさんの利用者Aさんへの接し方に疑問を抱いています.Bさんがもっとも気になっているのは,Aさんが排泄を失敗したときの接し方です.Aさんには尿意の訴えがありますが,トイレに連れて行くと自らズボンや下着を脱ごうとせず,職員がうながしている間にそのまま排泄してしまうことがあります.このようなとき,Cさんは厳しい調子で怒りつけ,その場でトイレの練習をさせます.Bさんには,その接し方がAさんを傷つけているように思えてなりませんが,指摘すべきかどうか,指摘するのであればどのように訴えたらよいか分からず困っています.

このようなとき,みなさんならどう対応しますか.次の2つの立場からの意見を中心にお聞かせください.
1.Bさんはどう対応すべきですか.
2.Cさんではない別の先輩職員の立場でそのようすをみていたらどう対応しますか.

新しい記事から表示します.1度に20件の書き込みを表示します.
投稿:男性 30代  その他 宮城県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/11/04 13:04:46

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編集委員会より
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意見をお寄せいただいたみなさん,ありがとうございました.



この事例は排泄介助にかかわるものであったが,同じような問題の構造をもつ場面は,多くあるように思う.まったく同じ事例ではないが,すでに仕事をしている人々のほか,施設実習を経験した学生などからも同様の問題で悩んでいるという話をしばしば聞くため,多くのみなさんの意見を聞きたいと思い,今回,本事例を提示させていただいた.

この事例のむずかしいところは,最終的に「どのような状態になればよいか」ということは考えやすくとも,そこに至るまでの道筋が簡単ではないことであると思う.
新しい知識をもち,語弊があるかもしれないが「毒されていない」新人職員の視点は,日常繰り返されているケアを振り返るきっかけを与えてくれる.しかし,そのきっかけを大切にしなければならないことの重要さは感じていても,現実にはさまざまな心理的な障壁が存在し,正攻法ではうまくいかないこともある.とくに,職場の人間関係にかかわる問題は,こちらが意図していなくとも尾を引くことがあるため,新人職員の立場でも,他の先輩職員の立場でも,指摘すべきと思っていても,ことばにすることがためらわれることは少なくないのではないだろうか.どのような形・どのような言い方で指摘や説明をすべきか,後にしこりを残さないためにはどのようにすればよいか…と考え始めると,非常に悩ましい問題のように映る.
これらの点について,みなさんの意見はたいへん参考になるものであったように思う.とくに,新人職員を励まし,その後の人間関係にまで気を遣った方法を提案したコメントが多かったことや,先輩職員(Cさん)の背景やストレスの可能性にまで配慮していたことなどは,非常に勉強になった.
介護の仕事には「人間」を相手にすること特有のむずかしさがあると思うが,ケアを提供する側もまた人間であり,その人間同士の関係のむずかしさも同時に存在している.ケアを必要とする人との関係において必要な配慮は,ケアを提供する人たち同士の関係にも通じるものがあると思う.この事例で示したような問題は,個人対個人にとどまるものではなく,突き詰めれば職場全体の「働きやすさ」や組織風土の問題にもかかわるものである.疑問に思ったことをお互いがおかれた状況や背景にも配慮しながら率直に言い合い,謙虚に受け止め合える「働きやすい」職場をつくることが結果的によいケアを保証することになるのだと考える.今回のネットカンファレンスが,少しでもそのきっかけになれば幸いである.


投稿:女性 40代  介護福祉士 東京都 グループホーム 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/11/02 20:24:59

1:もし、自分がAさんだったらと考えると哀しくなります。上司に相談し、スッタフ会議等で、お年寄りの立場に立ち、自尊心への配慮を忘れない関わりを意識づけていけると良いと思います。
2:業務に追われ大切な事が見えなくなり、お年寄りは、なお混乱し、不穏を招き、現場でイライラ余裕のない職員。状況が読めているなら場面転換してあげたいです。出来ていた事が出来なくなり、立てば歩めとはいかない気持ちを考えて対応してほしいです。


投稿:女性 40代  介護支援専門員 静岡県 老人保健施設 家族介護経験なし 投稿日: 2008/10/30 20:37:48

1... Bさんには上司がいると思うので、施設の上司に相談をする。あくまでもAさんの尊厳を傷つけるようなことはしてはならないと思います。
2...施設の上司に相談をしなければならないと思います。Aさんを傷つけるようなことがあっては、良い介護者とは言えません。


投稿:女性 40代  その他 神奈川県 グループホーム 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/10/30 20:06:41

追伸

1・2・の意見

立場は、分かります。  私も悩んだ時があります。 自分がどう言う介護がしたか上司に相談するべきと思います。  経験上でした。


投稿:女性 40代  その他 神奈川県 その他 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2008/10/30 19:54:51

認知症であっても一人の人間です。

トイレは、排泄する所です。

自分が、認知症になったらと考えたらどうでしょう?


投稿:男性 30代  介護福祉士 愛知県 デイサービス・デイケア 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/10/12 0:26:22

Bさんは、直接先輩に言わずに、上司に相談するのがいいと思います。その上司がCさんの対応が正しいなどいったら、困ってしまいまいましが。

僕の場合は、その人に直接言うような気がします。もしくは、会議などで議題にあげるかと思います。認知症のケアの仕方、接し方などをみんなで勉強しながら、向上できれば一番いいと思いますが。


投稿:女性 30代  介護支援専門員 青森県 その他 家族介護経験なし 投稿日: 2008/10/11 12:52:44

私は、現在、介護支援専門員として勤務をしておりますが、以前は介護福祉士として10年以上勤務していた経験があります。テーマの主である排泄場面を取り上げての意見ではありますが、これがどの場面でもありうる事であると認識しております。基本である「人権尊重」がテーマではないか?と感じます。厳しい意見を言うと、その人・その人の資質・本質が・・・。と思いますが、「人」だから、様々な価値観の方がおります。
本題であります。1.2への意見ですが。

1、新人の「気づき」が、大切であると思います。そこで、新人は、疑問に感じている事を諦めてはいけない  んです!「言うのが怖い・・。とか、言ってもその後が怖い・・・」とか。 新人が感じている事は、先  輩達も感じている事と思います。

疑問に感じている事の発信方法ですが。 @カンファレンス方法が一番互いに良い効果をもたらす方法ではないか?と考えます。「尿失敗をした方の排泄時の対応方法が、解らないので、教えて頂きたい」と発信をしたらどうでしょうか? それから、個人での指導方法をとるか?カンファレンスをするか?勉強会をするか?いずれも、どの方法が適切であるかですね。指摘ではないんです。先輩は、良い方法をいくらでも解っています!その先輩達は、年数と共に、ご利用者は自分と解り合えているから。とか、よ〜く勘違いをしてきます。強い口調で話したりとか(笑)(何も解り合えてはいないのにね。自分の「おごり」が)

2、勿論! 先輩として、排泄場面で怒鳴りつけトイレの練習をさせるとは! 今まで何を勉強してきているのか?と 場所を変えて、指摘をします。新人の前では、指摘はできないですね。先輩だって、もしかしたら
いつもは、もう少し穏やかにおこなっている時もあるのかもしれません。その先輩の背景を知る事も必要かと(プライベートの持ち越しはしていないかの確認。サポートの必要性の有無の確認をしないと)責めたりする指導方法は、影で同じ指導方法を新人にしますから。先輩の意欲を低下させるような指摘方法はよくないと思います。指摘した後は、もう一度、 職場全体としての、モチベーションが下がっていないかどうか。今、何を現場に注入するべきか考えることが大切であると思います。
 現場で、指導のみでいい事と、指導した後、職場全体で考えていかなければならい事など、様々な考え方があると思います。 


投稿:女性 40代  介護福祉士 埼玉県 病院 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2008/10/11 11:22:22

1 私が思うにはCさんのAさんへの対応というのは職場全体の問題だと思います。職場での職員教育がきちんとされてないのだと思います。そこの職場ではきちんと認知症の対応のしかたを勉強しているのでしょうか?  15年この仕事をされている人だったら相当な方だと思います。介護の世界も日々進歩しています。そういう職員がいることはやはり職場全体が勉強不足だと思います。新人さんなのでどうしていいかすごく悩むと思いますが思いきって上司に相談してみると良いと思います。その時は口だけではなく現在の認知症介護の資料も一緒に持っていくと良いと思います。そのほうが説得力があると思います。新人が来るといつも新しい風が吹くのです。そこらへんが理解ある職場だといいですね。女性が多い職場なのでいじめられたりするかもしれませんが信念を持って仕事をしてかないと職場のやり方に慣れてしまってなにも感じなくなり いずれBさんもCさんと同じような仕事をしていくようになると思います。やはり疑問に思ったことは素直に上司に相談してみると良いと思います。                                    2 先輩としてみていたら当然注意、指導をします。                                                                             この業界なかなか古い体質が抜けきらないでこのような事はどこでも起こっています。現に今の職場でもそうです。特に女性が多いので古く長い人が偉く正しいとなりがちです。でも最近勉強した人のほうが今の介護を正しく理解しているのでいつも衝突が絶えなく職場もギスギスしがちです。理解ある上司だといいのですがそうでないときは不幸です。でもその時は本や資料が役に立ちます。介護業界も日々進歩しています。仕事をしながら勉強するのは大変ですが時代おくれにならないようにいつもアンテナをはってやって行こうと思います。


投稿:女性 40代  介護支援専門員 岐阜県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/10/10 17:38:10

広島と東京のケアマネさんへ。
事例には直接関係ないのですが、カンファレンスという場での一環として、少し気になったのでちょっと一言。介護職の離職率の高さは今私たちの業界では深刻な問題だと思います。
人と人とのつながりの良し悪しが大前提となるこの世界で、介護技術が上手い下手、新しい介護方法や理念が中々理解できない。わかってくれない職場はさっさと辞めれば…ドライな考えはどうなのでしょか? もちろん慣れ合いや感情的になり過ぎる職場は、私も絶対に御免ですが、どうせ言ってもわからないだろうし…とか、同僚や上司がわかってくれないのなら、さっさと辞めてしまおう。という考えはいかかがものでしょうか。
私自身、十年以上この業界にいて、女性が多い職場ゆえに嫌な思いをしたり、上司に自分を理解してもらえなくて、何度辞めようかとも思いましたが、結局それって逃げなんですよね。
自分の体調や家族を犠牲にしてまでとは言いませんが、Bさんのような新人さんには、せっかく自分が選んで就職した職場をそんなに簡単に逃げ出してほしくはありません。新しい技術や知識を持っているなら、それでこの施設あるいは職場をかえてやろう!という気持ちで取り組んで欲しいものです。
むろんそれがどんなに困難なことかはよく分かりますし、簡単にいくものではないこともわかります。きれいごとと言われるかもしれません。
しかし、私たちはご利用者に自立支援を説く立場です。
自分の意見をきちんと持ち、それを体現できることは、なにも対象の高齢者についてだけでは、ないのではないでしょうか。
これからの介護を担うBさんには、私自身の老後のためにもぜひがんばってもらいたいです。
北海道の介護福祉士さんのおっしゃるように、Cさんだって、わるいところばかりではないでしょう。介護技術をみせつける必要はないですし、技術の上手い下手よりも、仕事に取り組む姿勢こそがどんな職場においても必要なのではないでしょうか。

えらそうなことを言っている自覚は十分あるので、その点はご容赦くださいね。


投稿:女性 40代  介護福祉士 北海道 特別養護老人ホーム 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2008/10/10 16:20:38

ん〜〜。悩みつつ少し書かせていただきますね。

1.Bさんはどう対応すべきですかは、Bさんが考えるしかないでしょうね。
Cさんは15年のベテランさんなのですよね。素晴しいですね。途中で投げ出さず続ける強さや
たくさんの経験を重ねた方であるのは間違いないですよね。悪いところもあるでしょうけれど
きっとたくさんのいい所もあるはず。いいところ探しをして、そのいいところを吸収しては
いかがでしょうか?もちろん、間違っているところもあります。そこは、まねしない!
Bさんが環境に慣れたら、積極的にAさんのトイレ介助へ入って、どう対応するのがAさんにとって
いいのか試行錯誤してみてはいかがでしょう。その行動を見て共に行動してくれる方が
現れると思うのです。仲間が増えれば会議やカンファレンスでみんなで一緒
にどう対応するか話し合ったらいいのでは?一概に「この介護が正しい!」とか
「こうするのが一番いい。」と思い込まずに試行錯誤する柔らかさを失わずにいられたら、
いいと思いますよう。

2.はCさんと二人で話をします。
なぜそのような介助になってしまうのか、Cさんの意見を聞きます。
アルツハイマーについての認識が足りないのであれば、病気について
一緒に勉強します。また、周辺症状や人権についても同時に考えていきます。
アルツハイマー等、認知症の知識がありながらもそのような対応になっているとするならば、
精神的なフォローや職場環境を見直す必要があるのかもしれません。
個人の問題として捉えるのではなく、みんなの問題として
解決する道を地道に探さなければいけないでしょうね…。

地味な意見ですが、私の意見としてはこう考えました。


投稿:女性 40代  介護支援専門員 東京都 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/10/08 21:26:07

1.対応の方法は間違っていると思いますし、虐待だと思います。認知症の方のケアについて学ぶ機会が研修等職場にあると良いと思います。
2・本人をよく観察し、カンファレンスで意見を述べてみてはどうかと思います。本人にかかわっている方同士で情報交換を行い、方向性を確認する。それで職場に居づらい雰囲気になるようであれば、職場を考えてみても良いと思います。


投稿:男性 40代  介護支援専門員 広島県 特別養護老人ホーム 家族介護経験なし 投稿日: 2008/10/03 19:28:23

前回の投稿のもっとBさんの指導的な立場ならは間違いで、もっとCさんの指導的な立場ならです。

1.の対応について
 Bさんは、何故、Cさんが、そのような対応をするのか考えてみては、どうですか。確かにCさんの対応は、個人の尊厳を無視した対応ではないかと思います。同じ職場で、Cさんの上司に言えば、ちくったと思い、気まずい関係になります。そして、Bさん自身が考えることは、Aさんの失禁の原因について研究し、失禁させないように援助していけばよいと思います。
2.の対応について
 CさんにAさんの排泄介助は、そのように介助するようカンファレンスにきまったんですかと尋ねると思う。もしくは、自分できちんとできるんなら、Aさんは、施設に入っていないので、もう少しうまくサポートしましょう。
 もっとCさんの指導的な立場なら、Aさんの失禁対策のために、アセスメントをし、どのようにしたらよいか、みんなが納得する排泄ケアプランを立てなさいと宿題を課すと思います。
 ※Bさんに言いたいことは、長年、介護職をやってきたら、マンネリ化するのが、この職場の悪い体質です。新人のBさんのおかしいと思うことの意見が通じない職場は、つぶれる可能性大です。Cさんには何も言わないで、BさんがAさんに対しうまい接し方をし、Cさんにみせつけてあげることが、一番ではないかと思います。だいだい、Cさんみたいな接し方をする方は、口で言っても、本人がきづいてくれないとうまくいきませんよ。


投稿:男性 40代  介護支援専門員 広島県 特別養護老人ホーム 家族介護経験なし 投稿日: 2008/10/03 19:18:16

1.の対応について
 Bさんは、何故、Cさんが、そのような対応をするのか考えてみては、どうですか。確かにCさんの対応は、個人の尊厳を無視した対応ではないかと思います。同じ職場で、Cさんの上司に言えば、ちくったと思い、気まずい関係になります。そして、Bさん自身が考えることは、Aさんの失禁の原因について研究し、失禁させないように援助していけばよいと思います。
2.の対応について
 CさんにAさんの排泄介助は、そのように介助するようカンファレンスにきまったんですかと尋ねると思う。もしくは、自分できちんとできるんなら、Aさんは、施設に入っていないので、もう少しうまくサポートしましょう。
 もっとBさんの指導的な立場なら、Aさんの失禁対策のために、アセスメントをし、どのようにしたらよいか、みんなが納得する排泄ケアプランを立てなさいと宿題を課すと思います。
 ※Bさんに言いたいことは、長年、介護職をやってきたら、マンネリ化するのが、この職場の悪い体質です。新人のBさんのおかしいと思うことの意見が通じない職場は、つぶれる可能性大です。Cさんには何も言わないで、BさんがAさんに対しうまい接し方をし、Cさんにみせつけてあげることが、一番ではないかと思います。だいだい、Cさんみたいな接し方をする方は、口で言っても、本人がきづいてくれないとうまくいきませんよ。


投稿:女性 40代  介護支援専門員 岐阜県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/10/03 16:14:57

う〜ん、結果的にはAさんの排泄ケアに関してケースカンファレンスを開き、トイレ誘導や声かけについて、職員全員が同じ対応をとれるよう話合いをするべきだと思います。誰が何を言ったか、どんな対応をしたか、を個人的に言い合っては感情的になることが十分予想されますので、Aさんへの対応方法として客観的に検討した方が良いのではないのでしょうか?
あえて1.2.の対応についてコメントするのであれば、Bさんはとりあえずカンファレンスで方法が決まるまで、自分でできる声かけや対応をしてみることでしょう。少し仕事に慣れてきたら先輩職員の後についているばかりではなく、自ら積極的に関わって、Cさんに「Bさんの介助を一度一人でしてみます」などと言ってみるのも良いのでは。トイレ誘導がもう少し早ければ間に合うことも考えられるので、排泄状況を観察して、適切な時間の間隔を掴んでおけば、カンファレンスの時の良い資料にもなります。ストレスが高いのであれば、自分やCさんよりさらに上の職員に相談してみるのも良いでしょう。
2.の対応として、もし自分がCさんの同僚であれば、はっきり注意して「認知症ケア学会の勉強に一緒に行こう」と誘います。(^−^)


投稿:女性 60歳以上  看護師・保健師 香川県 その他 家族介護経験あり(現在) 投稿日: 2008/10/01 22:22:24

Bさんは、率直に自分の思いを率直にCさんに伝えたら良いと思います。「私には、良くわかりませんが、もし、自分がAさんだったら、やっとトイレに着いたが、おしっこが出てしまって、濡れて気持ち悪いのではないかと思う。混乱しているのに、叱られて、心も体も身動きできない、どうもできないで本当にわからなくなってゆくように思います。」とCさんを非難するのではなく、Aさんの気持ちを自分なりに感じることを伝えるだけでいいと思います。
 Cさんではない先輩職員は「折角、トイレにまで連れてこれたのに、もれて濡れて大変ね。もう少しタイミングが早ければよかったかもね。でもね、叱ったら負けよ。Aさんが困って混乱しているときは、その気持ちわかってあげて、あなたの、もう、しょうがないなあと嘆きたくなる気持ちもよくわかるけど、その気持ちはちょっとおいておいて、「冷たいね、気持ち悪いね、今着替えを持ってきますから、待ってね」と、優しく接したらどうでしょう。高齢だし認知症があるし、介護するのは大変なの。私の何年もの経験から、こういう時こそ優しくするのが介護のコツよ。私は、自分が楽をしたいこともあり、体力を使わず走り回らなくていいようにするには、叱ったり叩いたりして、Aさんに痛い・辛い思いをさせないことがコツ。その代り、Aさんは言葉でうまく伝えられないのだから、日頃の挙動をよーく観察して、先手必勝の介護ができればと思っているの。そうしていると、夜勤などで人手が少ないときでも、妙に落ち着いているのよね。ま、騙されたと思って、「いらだちを押さえて、優しくする」ことにしましょうよ。ね、大変だったわね、本当に。


投稿:女性 40代  介護支援専門員 香川県 特別養護老人ホーム 家族介護経験あり(過去) 投稿日: 2008/10/01 19:06:50

1.Aさんの排泄ケアについて、尿意があるのであれば、失敗をなくし自立させる方法を検討し、統一したケアが行えるようケースカンファレンス開催の提案を行う。



以上は,新着順1番目から 16番目までの記事です.

 


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